更田ゆしこ

日常の気づきの備忘録になればいいと思っています。

更田ゆしこ

日常の気づきの備忘録になればいいと思っています。

最近の記事

自分の人生を受け入れられない人

最近アマプラで、いくつか続けて映画を見た 市子 ある男 たまたま続けてみてしまったのだが、 この二つには共通点があって どちらの登場人物も 自分に人生とか、生い立ち、宿命みたいなものを消したい、捨てたいと思っている。 み終わった後、なんとも言えない悲しさが湧き上がって、ちょいと消化できない何かが、腹のあたりにのこっているような感じが残った。 少し前にみたのが オアシス すばらしき世界 この2本の映画は、すごい あるがまま受け入れつつ、壮絶に生きる! でも笑ってたり

    • できるかな?

      いよいよ、今年の誕生日がきたらラスト50代だ。もはやアラウンドではない、ドンピシャの還暦が目の前に鎮座している。 親子ほど年の違う人たちとともに働くのはとても楽しいが、ただただ真面目にお勤めするだけではあっというまにばあさんになってしまう!という焦りもでてきた。勤め人から足をあらってもいいほど裕福ではないので、このまま働き続けるとして、でも、やりたいことも、この体がうごくうち、少しでも健康なうちにやりたい気持ちがうずうずしてきて、欲張りでせっかちなワタシの頭の中で、いろんな

      • 春はお別れと出会い

        この春、敬愛してやまない上司が退職した。 上司といっても、年齢的にはワタシよりひとまわりも下だろう。しかし実に頼もしい女性で、見た目の華やかさとはギャップに萌えるくらい男前だ。 彼女の下で働けた期間、本当にたのしかった。他の人たちも同様に寂しく感じているに違いない。直下の若手職員は、彼女のそばで仕事できたのは、本当に幸せなことだ、と噛み締めていた。学ぶことが多すぎて、日々新鮮だった、と。 この元上司の仕事ぶりは明快、最速で、根回しも問い合わせも「即」だ。単なるせっかちみた

        • 「なんか、つまんない」

          オッケー!バブリー!な、時代をちょっと齧っている私。 後に続く就職氷河期の皆さんには想像もできないくらい簡単に仕事は得られた。新卒で就職した大手メーカーでは、ため息しか出ないクソ暇な日々。金余りのバブル期のメーカーの女子社員なんてお嫁さん要員だ。 あまりに暇で、デスクで新聞読んでたら課長に怒られた。 そんなこともあり、2年目には転職しか頭になかった私。三年辛抱して、転職活動した。 今じゃ考えられないだろうが、当時は女性向け転職雑誌もあって、よりどりみどり!ワクワクしながら

          名前なんだっけ?

          アラカン世代の私が、若き「OL」(死語ですな)していた頃は、まだバブルがちっさくアワアワしていて、売り手市場だった。 それでも不適切な評価基準や差別意識が幅を利かせ、女は顔!、とか、お茶汲みコピー取り、腰掛け仕事、寿退社なんて言葉は、臆面もなくそこいらで聞かれる実に不適切極まりない世の中だった。 今基準で言うところのパワハラ、セクハラは気にしてたら数えきれないくらいあったし、男女雇用機会均等法が制定されるくらい性差別があったわけだ。 売り手市場だし、適当に小綺麗にしてニコ

          名前なんだっけ?

          実母という、しがらみの重さについて

          夜中の12時をすぎたところで 母の寝室のほうがあかるいことに気づいた 消したはずの茶の間の電灯がついてる。 どうやら 母がねぼけて、自分の起きたタイミングを朝だと勘違いしたらしい。 いそいそと寝巻から着替えている母に「まだ、夜中だよ」というと 「そぉかぁ?」と、にやにやしながらいう。 状況がわかっているのか、いないのか。 米寿になろうという母は、ボケの家系だ。今までなんとかボケないでこれたことがラッキーだけど、それはきっと、母自身がとても強欲だからだと思う。いろんなこと

          実母という、しがらみの重さについて

          発酵するワタシ

          先日友人と、とあるお寺参りにドライブがてら出かけたとき、通りかかった道路で「酵素風呂」という看板が目についた。酵素の風呂?なんだろうね、と気になった。 気になったらもう、調べずにはいられない。 ネットで調べてみると、酵素風呂とか、発酵浴というのもあって、ヒノキのおがくずや、あるいは米糠を発酵させて、その中に砂風呂のように寝そべってあったまる方式らしい。 最近肩凝り、腰痛がひどいし、行ってどうなるか、ものは試し!とさっそく予約。行ってみることにした。 そこはヒノキのおがくず

          発酵するワタシ

          手が荒れていたTさん

          去年の春くらいだろうか いつも利用しているドラッグストアで、レジ打ちの女性が中学の同級生だったTさんだと気づいた。 双方ともマスクで、彼女の方は気づいていない。私は彼女の名札を見て気づいた。 彼女は中学で転校してきて、取り立てて目立つ子ではなかったが、なぜか男子がいじめ、というかいじりの標的にしていて、よく揶揄われていた。 「ブス!うっせーんだよ!ブス‼︎」ってな感じだ。ほかにもブスはいっぱいいた。いや、ほぼ8割はブスだったはずで、「まあまあ」が1割5分、残り5パーセントがイ

          手が荒れていたTさん

          24時間戦いたいかも...

          一通り家事を済ませて、落ち着いて何かしようとすると、日付けが変わる。つくづく私は要領が悪い、と思う。 それでも、読みたいものはあるし、やりたいことはあるし、寝ないと明日に影響があるとわかっていても、寝るわけにはいかないのだ!とすら感じている。 寝なくても平気な体だったらいいのに。 還暦まであと少し。 自分の人生があと、せいぜい20年くらいかと思うと、今更ながら色々やりたくなるのだ。そう、若くてたくさん時間があると思ってたときは、ただダラダラと時を浪費していたのに、まったく

          24時間戦いたいかも...

          やっぱり、愛なんだよ

          メールでは足蹴にされたとおもっていたところが 思いがけず、 直接対決で和解。 かといって、適応障害で休職中の彼女が癒されるわけではなく 私たちの思い(愛)を 彼女に届けることもかなわず、という状況には変わりない ただ、今回の私のこの一連の行動を見ていてくれた同僚は 「よくやってくれました!」と労ってくれたし、 やっぱり、みんな、Sさんのことは気にかかっていて それは、本当に心からの 「愛」なのですよ。 以前のように元気になってほしい 笑っていてほしい おしゃべりし

          やっぱり、愛なんだよ

          トンネルは以外と短い

          向かい風しか感じなかった、 Sさんのデスク問題 ウチらの会社 もうオワコンじゃね? くらいに 思ってた なので もう、あれ以降は、 だんまり なんの返事も 反応もせずにいた そしたら なぜだか 直接お話しできませんか? と、人事から連絡! 正直、 あ また怒られるんかーーーー と思っていたが 直接お話しの機会 言いたいことは言おうと‼️ 怒られても言おうと。 心に決めて 行ってみたら ちゃんと こちらの言い分を聞いてもらえたのだった。 直接お話しって

          トンネルは以外と短い

          どこまでいっても、向かい風⁉︎

          病気休暇中のSさんのデスクを 明け渡してもらったら、後任の新規採用者にあてがうという上司には失望しつつも、 それを容認しているらしい、さらにその上の管理職にも幻滅しかけていた ただ、 片方の話だけでは、わからない! 上司の話の裏をとるべく、 関係部署に問い合わせてみたら 「え?ウチは何も聞いてない!」 という関係者が出てきて 我が意を得たり!とばかり、 人事に直訴した 返ってきた返事には 明らかに不機嫌そうに Sさん、同じ部署に戻る気はないって いっているんだから

          どこまでいっても、向かい風⁉︎

          向かい風!

          気立てが良くて、真面目で素敵なSさんが、急に来なくなった 彼女と組んでいた職員は、 彼女の仕事を粛々と進め 元々そこには誰も存在しなかったように 毎日がすぎる けれど 私たちは、本当のところを 知っている そして彼女がそこまで落ちてしまう前に 気づいてあげることができなかったことを 心から悔やんだ。 上司も、私たちと同じ、いやそれ以上に 自責の念を抱いているものと思った が、 三か月後 彼女の穴埋めとなる人材を確保して 「病気休暇中のSさんのデスクを 新人に使

          遡りオッケー?どこまで?

          80代も半ばを過ぎた母には、高校時代からの友人仲間が5人いたのですが、今年になって相次いで2人の方とのお別れがありました。 2番目に亡くなった友達は、特に親しく行き来していたので、これは余程落ち込むかもしれないなぁ、と案じていました。お別れの挨拶にご自宅に伺った際に、彼女の名前を呼んでポロポロと涙していたからです。 葬儀は家族葬とのことで、出席しなかったので、後日、他の友人達とお線香をあげに行くことになっていました。 その、友人たちとお線香をあげに行ったという日、母に「

          遡りオッケー?どこまで?

          残業や業務過多、自慢できます?

          同じ部のJくん、 ムッチムチのガタイに、口先で練り回すような優男口調で、実に興味深いと思って、つい観察してしまう。 彼は残業が多い  ワタシは部内の勤怠をチェックして、残業代請求を取りまとめる担当なので、 Jくん、深夜残業はほどほどに! と朗らかに言ってみた。 いやぁ、無理っす。 業務量多いんで(^_-) 的な。 昭和のモーレツ社員!かと思うような 残業自慢。 地獄のミサワに出てくる あー、寝てねえ! 昨日3時間しか寝れんかったわ というキャラが真っ先に浮かんでし

          残業や業務過多、自慢できます?

          こうなりたい!と思うこと、ないと不幸ですか?

          先日、カウンセラーというか占い師というか そんな風な方のセッションをうけました。 いろいろと質問されまして、 本来なら、即答!すべきところ、 私は うーーーーーん そう、ですねぇ すぐに答えが浮かばなかった たとえば 「あなたが人に与えられるもの」とは 「将来、こうなりたい!というのは?」 「あとひと月後、何を成し遂げたいですか」 など等。 わたしは 何を人に与えうるのか 将来、どうなりたい?どうって? 一月後?成し遂げてること? どれもこれも、速答できず、考えれ

          こうなりたい!と思うこと、ないと不幸ですか?