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気になる記事①(新紙幣発行)
(このお話は空想です)
【新紙幣発行】
東洋経済の記事です。
私はいい大人で社会人ですが、こういう視点もあるのだなあ と勉強になりました。
一昔前なら、新札発行、紙幣デザインの変更などは、お札に描かれる偉人の出身地の地元にお祭り騒ぎで迎えられ、ATMや自動販売機の更新などで新たな設備投資を誘発する経済効果をもたらすものとして、プラスの側面しかないものと受け止められていました。
でも、失われた30年を経、経済大国ニッポンの面影がほぼ消え失せた中、違う視点が出てきています。
この新紙幣発行については、記事では、
経済効果の1.6兆円はまやかしかも…… という視点でとらえられています。
機械メーカーにとっては特需であっても、機械を更新する銀行や飲料水メーカーは、その機械の更新費用を利用者に転嫁せざるを得ない。
また、新紙幣発行に伴い、経済効果を相殺するほどの、幸せにつながらない労働が発生するというデメリットがあるそうです。
この視点は、今を生きる多くの人々の心に芽生えつつある気がしています。
国は、紙幣の偽造防止という大義名分のもと、今回の新紙幣発行を決めたのかもしれませんが、タイミングが悪い。
そもそも、紙幣や硬貨自体がオワコン化しつつある時代、効果の高くない投資を行い、モチベーションの上がらない労働を強要する形になってしまっていますね。
意思決定権を持つ世代は、
紙幣の顔が変わる事が重要
GDPが増えるから問題ない
という感じなのでしょう。
ただ、他の世代はどうでしょう。
現金ATMはオワコン。投資は無駄
500円玉が自販機で使えない。不便増
銀行の振込手数料あがっちゃう
ジュースの値段が高くなったかも
そもそも、犯罪組織は、今時贋札の製造などやっているのか。今のご時世、コストに見合わないような………….。
これからは、費用対効果の算定が、政策決定の前段に立つかどうか、シビアに見られる時代が来たみたいです。
私も目を皿のようにをして見てみたいと思いました。