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親子で向き合った中学受験
中学受験では親の伴走が必要だと考えます(あくまで一個人の意見です)。
子どもの受験に親も一緒に向き合う。
伴走の仕方は家庭の事情や方針にもよるので幅がありますが、一例を挙げます。
塾のカリキュラムを見る
授業でやっている内容を把握する
学習スケジュールを一緒に考える
進捗状況を管理する
丸付けと間違えた箇所の直しをする
理解度をチェックして不足があれば補強する
定期的に行われるテストに向け事前の確認と事後のフォローアップ
大体このような内容。
週単位のサイクルを回し、月単位のテストでチェック。
これをひたすら繰り返していくイメージ。
親がフォロー出来ない場合、通っている塾とは別に個別指導や家庭教師に勉強のフォローを依頼するケースも珍しくありません。
親がここまでやらないといけないのか?
それは考え方次第かと。
「親の関与は不要、勉強は塾と子どもに任せればいい」という考えもあろうかと思います。
そもそも勉強は自分のために自分がするものですし…
親が子どもの代わりに勉強してやることもできません。
親がべったり伴走しなくても、子どもが勝手に自走していくケースもあると思います。
親が伴走した場合と、伴走なしで子どもだけでやった場合でどれくらい違うのか?
実は、小4の一時期、家庭学習を子どもだけに任せてみたこともありました。
親の伴走なしの場合と比較すると、伴走した場合の方が、試験範囲のある定期テストの偏差値が、4科目で7.7ポイント高くなりました。
本格的に「伴走あり」に舵を切ることにしました。
自分が伴走上手だというつもりはありません。
そもそも中受ってそういうものなのではないだろうか…
子どもひとりでやらせるのはつらく、親子で向き合う受験。
そこが高校受験や大学受験とは違うのかなと思います。