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ブッダ・心のことば ウダーナ第3章5 マハーモッガッラーナの経  わかりやすい版

3 ナンダの章

3.5 マハーモッガッラーナの経(25)

   呼吸などの身体の動きに集中する
   五感や心のデータ入力を止めていれば
   常にサマーディ(高度な瞑想)にある
   これが出来るひとを悟りひとという
 
 あるとき、お釈迦様は、マハーモッガッラーナが、遠く離れていないところに瞑想姿で、
 身体を真っすぐに立てて、心の集中点を眼前にすえてデータに支配されずに坐っているのをご覧になった。
 
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 解 説
 仏教では物質を、地・水・火・風の四つの要素ととらえています
地は質量を作る力、水は引き寄せる力、火は熱で変化させる力、風は引き離す力、物質とは、この性質が構成されたものです。その物質の構成を認識するのが心です
 心は物質である身体を認識、つまり知るのです、しかし、このことに誰も気づきません、感情で情報を捏造して、苦しみを司る俗世界の知識世界を合成しています。

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