ジャニタレのように格好良いビジュアルの渋沢平九郎
拙書「Ambitious渋沢栄一・青春譜」は若き幕末の渋沢栄一を描いた作品ですが、物凄く感情移入できたのは、実は栄一の見立養子の平九郎でした。
この作品、20世紀中には一応できていて、ずっと醸造されていたお蔵入り作品。20代の頃の作品でした。だから、平九郎に親しみを持っていたのかな。その間、飯能や越生を歩いて感じたのは飯能戦争の傷痕。
渋沢平九郎の足跡でもありました。
と、鉄板な反応が周囲からいただけたほどの渋沢平九郎のご尊顔。
戊辰戦争を軸とした幕末動乱。天誅も、大獄も、何もかもひっくるめて、思想や目的は違えども、各々の情熱や才能がそっくり明治に生かされたとしたら、また違った歴史だったのかも知れませんね。
渋沢平九郎もそのひとり。
その礎を、震災や戦争で幾度も壊して、それでも不死鳥のようによみがえった日本という国と人。
君も僕も、志のある日本人でありますか?