あちらこちらと載せて頂けること
先ずは、感謝。
この一言に尽きる。
公募だの営業だので作品を載せようとする手段以外に、色々とあって掲載の機をこれまでも頂戴つかまつってきた。まことに感謝という言葉しかない。
今回はそのなかでも、貴重な経験をさせていただいた件をご紹介しよう。
イラストレーターの岩田健太郎さんが代表でやっておられる「文人墨客」。スタートは「插絵画家の会」、途中から「一般社団法人文人墨客」を主宰されておられる。年に数回、イラストレーター展が有楽町の交通会館で開催され、コロナ前はちょこちょこお邪魔をしました。
岩田健太郎さん、noteされているのを見つけましたが、更新はずっと止まっておられます。
この会で行なっていた試みは、作家とイラストレーターのマッチング。書いている人って、イラストレーターとの接点はあまりないですよね。視点が違うので、発見も大きい。イラストレーターに助けられて駄文が救われることも多い。
むかしは「聖女の道標」など連載したとき、都合よく挿絵画家いなかったので100%自分でやった。書くよりも描く時間が要した。取材時に日赤の細かい資料まで観られたので、説明するよりはと、自分でやった訳だ。それ以降は分業に徹しています。餅は餅屋でございますから。
話を戻します。
作家とイラストレーターのマッチングで、年に一度行われていたのが、同人誌のような冊子。画期的です。準備0号から愛読しておりました。で、3・4号に、なんとか潜り込むことが出来たのです。
作品の表紙を、イラストレーターが作品の印象から描く。
いろいろと権利があるかもしれないので、ここでは載せません。
3号に送らせて頂いた作品は二篇。「剣の碑」「卒塔婆小町」というもの。
「剣の碑」を手掛けたのは、ひいらぎゆき先生。「卒塔婆小町」は江藤亜由美先生。「剣の碑」はのちの連載小説「千人同心がゆく」の一篇に2022年9月2日~9月9日の回で加筆修正して用いた。
4号には「ベアトの風景」と「茶の夢」を送らせて頂きました。「ベアトの風景」は絵抜きでしたが、「茶の夢」は甲斐千鶴先生に手掛けて頂きました。
こういう機会があると、何かしらの個展の際に足を運ぶきっかけと楽しみが増えてきます。
ひいらぎ先生とは、いつかお仕事をご一緒したいです。
現在はお邪魔する機会のない文人墨客ですが、時間が取れさえしたら、またギャラリー展に足を運びたいです。
ただいまの連載作は、「千人同心がゆく」を除くと、挿絵のないままの連載なので、ごまかしが利かないヒリヒリ感が否めませぬ(;^_^A アセアセ・・・