身延という異世界
暑い毎日のなか、皆様も本当は感じておられるでしょ?
静かな、秋の足音を。
草木も目覚める寅満刻。深夜の蒸す大気が静かに澄んでくると、雲も風も秋の匂いに変わっています。8月だから、束の間の秋の気配ですけど。
熱烈な信者でも何でもなく、ただ単に古い寺社があるというだけで、無条件に身延は好きです。さびれた土産物屋で採ってきたドンコ売ってたり、それがまた出汁も濃くて美味しかったり。
いまはアニメや漫画が身延を救うみたいに囁かれておりますが、夢酔からみると、身延から入っていくという感じです。いつかグビ姉と一緒にキャンプ場で飲み明かしたいと思うのは、ここだけの話にしといて下さい。
煩悩が溢れて好きではない出来栄えだった写経。
それでも激しく求められてプレゼントしてしまいましたが……。
いつか、ちゃんとリベンジしようと思います。
もうすぐ9月がやってくる……妖しい季節、夢酔は一風堂の歌が好きです。