原田芳雄の惚れた大鹿村
皆様もご存じの名作映画「大鹿村騒動記」。
原田芳雄が最後に行き着いた想いは、この地の地歌舞伎。盛夏に歌舞伎はやっておりませぬが、足跡に触れることは出来る。
だいたい道の駅が、それを冠した名称ですからね。
この時期は、ツバメが巣をつくり、人間に慣れたものか臆さず悠々自適に空を飛ぶ。大鹿村の空の支配者といってよい。
子ツバメが飛ぶ練習をしているようにも見えるし、まだ「餌くれ~」という小童(わっぱ)もおる。
薪の上から見守る親鳥。
若いツバメ(その云い方……苦笑)たちが南へ発つまで、大鹿村の空は賑わうのだろう。
あちこちに撮影の名残を留める看板が立っている。
南アルプスのお膝元、こういう場所にも、人は逞しく生きている!