さっさと死んでくれ。
心配が傲慢だと言われた。
言いたいことはわからなくもないけど、人の心が欠けてるあなたに言われたくはないと思ってしまう。誰かを大切に思うことができないあなたに何かを訴えたところで、たぶん理解できないんだと思う。わかってはいるけど、少し昔と変わったあなたを見るとつい期待してしまう。期待しては裏切られた気持ちになって、怒ってしまう。
でもさ、たぶん怒るとか怒られるって防げると思うんだよね。ちょっとした心遣いでどうにかなると思うんだよね。心がないあなたに心遣いとかちゃんちゃらおかしいかもしれないけど。
今までめちゃくちゃ健康についてあなたにいろいろ言ってたけど、「あなたと結婚しない」と心の中で決めてからはわりとどうでもいいなぁと思えてきているよ。小言すくなくなったでしょ?だって言う必要無くなったし。いつか別れるんだもん、別にいいかなーって思っちゃうよね。
あなたがわたしと別れて別の人と付き合うのは許せないけど、あなたが死んでしまえば、わたしは前に進めると思うんだよね。わかる?
ひどい?え、これはひどいのかな?
依存なのかな?いや、あなたが死んでも生きていけるんだから別に依存ではないよね?執着ではあると思うけど。
あなたが死んでもわたしはあとを追わないよ。だってあなたが招いたことだもん。体のあまり強くないあなたが不健康に生きることのマイナスさをわたしはあなたに何度も言ったし、あなたに知って欲しかったし、わかって欲しかったし、その結果の未来を少しでも変えようとした。でもそれは傲慢って言われた。
「俺の状況も飲んでる人との関係性もなんも知らないでしょ」知らないよ。だって聞いても言ってくれないじゃん。それにわたしはそんな話してないんだよ。体調悪くて薬飲んでたようなひとが、しかも体あんまり強くもない人が、朝方までお酒飲んだら酔っ払うことくらいわかるじゃん。
「そんなのわからないでしょ。」いや、考えればわかるでしょ。それでも今日は飲みたい、そう言う状況じゃないんだ、って言われればまだわかるよ。でもわからないらしい。なんもわからないって。
そんなこと言うならもういいや、死ねよ。
早く死ねよ。
さっさと死んでくれ。
そしてわたしは少しの間悲しんで、
次に向かうから。
そうしないと無理なんだよね。あなたのことが好きすぎる。お気に入りすぎる。情がありすぎる。
だからどうか、さっさと死んでくれ。
明日にでも、死んでくれ。
精一杯、全身全霊で悲しむよ。
でも心のどこかで思う、これであなたは一生わたしだけのものだし、これでわたしはちゃんとした理想の幸せ探しに行けるし、これはお前が招いた結果だよザマアミロって。
悲しんでやるよ、喜べよ。
だからわたしが悲しめるうちにさっさと死んでくれ。