向上はゴールではない
利用者様の
できることが増える
スキルが上がる
スピードが上がる
などなど…
利用者様の行動に良い変化や向上が見られると、
職員としても嬉しいですよね。
職員のやりがいの1つだと思います。
ここで1つ確認したいことがあります。
その良い変化や向上によって、
利用者様の生活の質が上がりますか?
利用者様の幸福感は上がりますか?
一見、良い変化や向上はプラスに見えますが、
それは利用者様にとってメリットがなければ意味がありません。
私たちで考えてみると、
ラロトンガ語が話せる
綱渡りができる
辞書を調べるスピードが上がる
これらができるようになっても
日常生活であまり意味がありません…
生活の質も幸福感も上がりません…
極端な例ですが、
これと一緒だと思います。
目的:利用者様の幸せ
目標:利用者様が幸せになる為に、○○をできるようにする。
という考え方で個別支援計画書等を作成できると、
利用者様のためになると思います。
『利用者様が幸せになるために』
これを支援の軸として考えて、
支援をしていけると良いですね。