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内閣府のwebサイトに「注釈」が入りましたー「アンコンシャス・バイアス調査」における「アンコンシャス・バイアス誤用」問題ー

2024年10月28日付で、心理学研究者有志により内閣府男女共同参画局に要望書を提出しました。その後、当局担当課と協議を重ねておりました。
早い段階から、令和3年実施の内閣府のアンコンシャス・バイアス調査は、アンコンシャス(無意識)ではなく意識調査であることを口頭で認めて頂いており、また、現在世界で注目されているアンコンシャス・バイアスとは異なった使い方をしていることや、一部のコンサルの独自解釈を正しいものと信じ、広めてしまったことを認識して頂きました。
また、内閣府のアンコンシャス・バイアス調査の影響は大きく、実施後の令和3年から、多くのメディアや行政機関がこれを引用し、日本社会では爆発的な勢いで特定の法人の独自解釈が広がってしまっていることも、当局は認識されています。
このため、次年度からの事業は正しい内容に改めたいとの意向であると聞いています。
ただし、令和3年度、4年度のアンコンシャス・バイアス調査は既に実施済みであることから、この紹介サイトには「注釈」を入れることで対応することとなりました。政府機関としての制約の中で誠意のある対応をして頂けたと考えております。
https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/seibetsu_r03.html https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/seibetsu_r04.html

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