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今年1番心揺さぶられた出来事ー劇団四季ウィキッドを見てー

劇団四季の「ウィキッド」見に行こう!
友達の誘いで10年ぶり以上に劇団四季を見にいくことになった。

ウィキッドのポスター

ミュージカル好きな友達に、予習しておいてね〜と言われたにも関わらず、忙しさを理由にすっかり忘れていた。。。

優しい友達は、見にいく直前に立ち寄ったカフェで、私ともう1人の友達に、とてもわかりやすく説明してくれた。

友達曰く、「ウィキッド」は、オズの魔法使いのサイドストーリー的な要素が入っているため、予習をしておいた方が断然楽しめる、ということだった。

昔小さい頃に何かで読んだり、劇を見た記憶はあるが、そのストーリーをすっかり忘れていた。

オズの魔法使いの要約

アメリカ合衆国のカンザス州に住むドロシーはある日竜巻に巻き込まれ、飼い犬のトトといっしょに家ごと飛ばされてしまいます。
家が着地したのは、オズ王国でした。その土地を独裁していた「東の魔女」が偶然ドロシーの家の下敷きになっていたことから、ドロシーは一躍英雄となります。
「北の魔女」はドロシーに感謝を伝え、カンザス州への戻り方を教えてくれました。カンザス州に戻るためには、エメラルドの都にいるオズに頼めばいいとのことです。

ドロシーは「北の魔女」にもらった銀の靴をはいて、トトといっしょにオズの魔法使いのもとへ向かう旅に出ます。
エメラルドの都を目指す旅の途中で、ドロシーはかかし・ブリキのきこり・ライオンと出会います。
かかしは「脳」を、ブリキのきこりは「心」を、ライオンは「勇気」をオズの魔法使いにもらうために、エメラルドの都をいっしょに目指すことになりました。オズに出会うまでも、出会ったあとも、さまざまな戦いや冒険を体験する一行。
望みを持ってエメラルドの都を目指してきましたが、いざ対面するとオズの正体は魔法使いではなくただの平凡な人でした。

最終的にオズはかかしに「もみがらの脳みそ」を、ブリキのきこりに「絹の心臓」を、ライオンに「勇気が出る薬」を授けます。どれも、本人たちが望んでいたものではありません。
さらに、カンザス州に帰りたいと望むドロシーはオズに気球をもらいましたが、ドロシーは乗り遅れてしまいました。ドロシーと仲間たちは、願いそのものを叶えてもらえませんでした。そこへ善良な魔女が現れ、「知恵も、やさしい心も、勇気も、もうすでにあなたたちは持っている」と話します。

旅の中でさまざまな冒険をしているうちに、「知恵」も「やさしい心」も「勇気」もすべて自分たちのなかに育っていたと気付かされたのです。
さらにドロシーの願いは、ドロシーがはいている銀の靴によって叶えられると知らされます。
銀の靴でかかとを3回打ち鳴らして願いごとを唱えると、ドロシーは無事にカンザス州の自宅に戻れました。

ごっこランドTtmes

そして幕が開いた。
始まってすぐに、キャストの方々の心を掴む圧倒的な声量と軽やかでありながら力強いダンスに心を掴まれた。
とくに第一幕が終わる直前の、エルファバ役のキャストの三井莉穂さんの声量と感情のこもった歌声に、今年1番心が震えた。
透き通った、でも力強い芯のある、迫力満点の歌声に、心臓を鷲掴みにされ、自然と涙が溢れてきた。。
また、本当に自分が信じたもの、心から大切なものを突き通す強さを持つことの大切さを、ウィキッドは教えてくれた。
演出や衣装、舞台装置、内容ももちろんどれも素晴らしかった!

そして、友達がオズの魔法使いのあらすじを教えてくれたことで、こことここはそう繋がるのか、といった楽しみかたをできたので、友達に本当に感謝した。

内容とは全く関係ないことにはなるが、
学生時代にコーラス部だった私は、学年最後の年にホールを借りて、劇団四季の「夢から醒めたた夢」のちょい役をやったことをなぜかふっと思い出し、懐かしい気持ちになった。
書いているうちに思い出したかが、そういえば、文化祭のときはクラスで劇団四季の「李香蘭」もやったなぁ。
これもちょい役だったが、生まれて初めてドーランを顔に塗って、舞台に出た時の照明の暑さに汗だくになった、青春のいい思い出である。

見終わったあと、冷たい風にあたりながら、心は満たされ、とてもホカホカした気持ちになった。

次は何を観ようかな〜、また楽しみが増えた。

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