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官能小説は苦手です
僕のプロフィールがこちら
真田リョウ
主に官能小説を手掛ける。日常にありそうな題材をモチーフに、非日常の世界を創り出す。不倫・浮気・寝取られといった、既婚者層をターゲットにした小説が得意。また、女性向けの官能小説にも力を入れています。 読者を飽きさせないネタと展開を日々考えながら日常生活を送っています。
思い切りアピールしているけど、実は苦手なんだよな…。
小説を書き始めた頃は、キュンとするような恋愛小説を書いていた。
学生の頃、
当時少年マガジンに連載されていた「Boys Be…」を読みながらニヤニヤとしていた…と言うと年代がバレてしまうが(苦笑)
今年、映画で見た「私の幸せな結婚」
映画館の一番後ろの席で、
マスクの下では終始ニヤニヤしていた。
やっぱりああいうストーリーが好き。
官能小説を書き始めたきっかけは、小説の幅を広げたかったから。
当時、ふと目にした「幻創文庫」というサイトで作家の募集をしていたので、応募してみた。
主に官能小説を掲載しているサイトだったので、頑張って書いてみた。
そしたら、読んでくれる人が結構いて。
それが嬉しくて頑張って書いた。
頑張って書いてるうちに、KADOKAWAから声を掛けてもらった。
そこでも頑張って書いた。
その後も色々と声を掛けてもらい、官能小説を書きまくった。
当時は仕事をしながら書いていたので、本当に寝る暇もなかった。
書いては仕事に行き、帰ってきてからまた書いて、休みの日は一日中書いて。
寝る時間は二時間にも満たなかった。
そんな事を続けていると、やっぱり人ってどこかおかしくなるわけで。
僕も結局壊れてしまった。
今は嫁がネットショップで家計を支えている。
僕が外で働いていた時よりも数倍稼いでくれている。
まだまだ僕は壊れたままで、
少しでも家計の足しにしようと、電子書籍を出し続けている。
正直なところ、官能小説を書いているのは、そっちの方がコンスタントに売れるから。
やっぱり書き手が少ないジャンルなので、普通の小説を出すよりも、安定して読まれます。
官能のジャンルはもちろん嫌いではないけれど、
やっぱりちょっと苦手だな。
いっそのこと、恋愛要素をふんだんに盛り込んだ官能小説を書いてみようかな…。