見出し画像

【オルタナティブ学童】「好きなことを仕事にしたい」は甘いのか

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


プランコンサル受けてきました

コンサル担当の山口さんに
物件がペンディング(というかほぼ望み薄)になったことを報告。

山口「物件が決まらないと今回の創業助成金の申請は難しいね~…。」

そうですよね~…。

まぁ
どっちにしろ事業計画書は作らないといけないしね!

気を取り直して作業を進めましょう。


計画書をどうブラッシュアップしていくか話し合っていくなかで
昨日記事にしたネタの「具体と抽象」についても話してみました。
※事業計画書に記載する時の項目は【優位性と他社比較】かな~…。

私「すごいかみ砕いて言うと
 「要するに○○ってこと?」「例えば○○ってこと?」
 っていう話し方のお手本を日常のなかで山ほど見せて
 子どもたちにコツをつかんでもらって
 慣れてきたら
 「要するにどういうこと?」「例えばどういうこと?」
 っていう質問をして
 子どもたちの答えを引き出すことで
 具体と抽象の往復を練習してもらうって感じですかね~…。
 基礎学力よりも重要なシン・基礎学力とか
 そんな感じのネーミングつけたいんですよね~。」
と言うと
山口「面白いねぇ。良いんじゃない。」
との反応。

おぉ…面白がってもらえた!

面白がってもらえるとテンション上がるなぁ。


「好きなことを仕事にしたい」は甘いのか

コンサル終了後は
事業計画書の修正をコツコツと進めていきました。

2時間ほどやったので気分転換にネットニュースを検索。
ちょっと気になった記事はこちら。 ↓

経営の神様 稲盛和夫さんの記事。
今まで勤めていた会社の社長も盛和塾生だったので
稲盛さん関連の記事はよく読んでいたのだけれど
たしか稲盛さんはもう2年前に亡くなっているはず…。

そして
この記事の内容には正直なんだか違和感が…。

 「与えられた仕事を好きになれ!(意訳)」
それはちょっと 考えが時代遅れなんじゃないだろうかと思いました…。
(稲盛和夫さんというより稲盛さんネタで有料記事を書き続けているこのライターさんの考えにか?) 

確かに
「好きなことを仕事にしたい」という若者の一部には
考えが甘いなぁ…と思う人もいるけれども
だからといって別にこんな記事の書き方する必要はないと思うし
好きになることを強制される必要は正直ないだろうなぁ~と思います。
※この記事の内容を私がそう受け取っただけかもしれないですけど…。

生前に稲盛さんが言ったらしいセリフ
「自分が好きな仕事に就けるのは非常にまれなことなんです。」
「日本中の人びとが、生きていくために必死で働いた。それが復興につながったのです。」

これは事実です。
しかしだからといって
これからの時代を生きる子どもたちに
共感してもらえる可能性はおそらく低いでしょう。

なぜなら
これからの日本経済は昭和時代のようには成長していかないんだから。

LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略」の記事でも書きましたが
これからの時代は
過去が未来への有効な道標にならない長寿社会に突入していきます。 ↓

100年以上生き
複数の職業を経験するのが当たり前になるこれからの子どもたちは
生涯学ぶことをやめずにスキルを磨き続けていくしかないらしい…。

そう聞くと大変そうですが
もうちょっとポジティブにいえば
好きになれそうかな…
と思ったものに片っ端から挑戦していって
好きなものの種類を増やしていけば
やりたくないほど嫌な仕事を我慢してまでやる必要はない
ということです。

だから
「与えられた仕事を好きになれ!(意訳)」
には違和感を感じます。

余計なお世話だろうけど
2年前に亡くなった経営の神様の言葉を借りて
現役サラリーマンが喜びそうな有料記事書くのってどうなんだろう…。


与えられた仕事を頑張る時代から
やりたいことをメシの種にする時代へ

ハッキリいってしまえば
好きなことをやり続ける中でだって
別に好きじゃないけれどもやらなきゃいけないことなんか山ほどあります。
(今の私にとっては物件&理解あるオーナー探しかなぁ~(苦笑))

子どもたちには
与えられた課題を頑張る忍耐力を身に付けるんじゃなくて
そもそも学ぶことを嫌いにならないようにしてあげることが
一番大事なんだと思います。

子どもを勉強嫌いに育て直している施設は
日本の将来をどんどん悪くしているという自覚を持ってほしいです。

指示待ち人間になった若者に自分たち好みの仕事スタイルを押し付け
素直で謙虚な良い人材だ!と重宝している会社は
そんなんじゃ明るい未来は来ないということに気づいてほしいです。

なーんてね。
自分の頭で考えて書いたらこんな記事になりました。

前職の会社の代表が尊敬している
稲盛さん(をダシに記事を書くライターさん)の記事にケチをつけている
盛和塾生からしたらアホにしか見えない起業家の立ち上げる学童が
成功したら誰かビックリしてくれないかなぁ~。

さて
今日もがんばろ~!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?