最近思うこと
今回は愚痴めいた内容を一つ。
「京都って歩きづらくない?」
これが最近(ここ数年の間ずっとかもしれません)私の思っていることです。
交通手段に着目した利便性の話ではなく、人が多すぎて歩道や道が単純に歩きづらいという話です。
「オーバーツーリズム」が問題であると叫ばれて久しい今日この頃ですが、実際に観光客が多過ぎてその姿を見ない日はありません。
以前は四条通とか河原町通とか主要な通りで主に見かけた観光客の姿も、民泊が解禁されたお陰で繁華街や駅から離れた地域の細い路地でも頻繁に見かけるようになりました。
数年前に感染症が流行したとき、感染拡大防止を目的として発令された緊急事態宣言下で誰も歩いていないガランとした京都駅が個人的に印象に残っているのですが、今はそんなことなかったかのようなごった返し様。
無論、街に活気が戻ること自体に何ら不満も文句もありゃしないのですが、まぁこれが行き過ぎて如何せん歩きづらいのなんのって話です。
京都市も全20市ある政令指定都市の一角を占める都市なので、横浜市や名古屋市に比べれば人口は少ないもののそれでも元来、人の往来は多い街です。
そこに外国人をはじめとした大量の観光客が加わるわけですよ。
大きな大きなキャリーケースを引くのから大勢で広がって歩くのまで。向かいから歩いてきてるのに全く避けようとしないのとかよくいますし。
歩いていたらいきなり目の前で立ち止まられたり、細い歩道の真ん中でスマホを見ながらずっと動かなかったりと………枚挙にいとまがないです。
別にこの歩きづらさを観光客だけのせいにしたいわけではないのです。ただ京都の場合、先述した民泊解禁のお陰で一般市民の生活圏にまで観光客が入ってくるので、それだけ目に付くわけです。
4、5人が広がって横一線にこちらに向かって歩いてくる様を見て「テトリスかよっ!」と心の中で思わずにはいられなかったことは数知れず。
まぁ、個人的に自らの進行方向を妨害されることにひどく不快感を抱くタイプなので敏感になっているだけなのかもしれませんが、気になるんですよね。
しっかし、こんなに観光客が多くていったいどの界隈が潤っているんですかね。一市民として全く以て恩恵の「お」の字も享受している実感がないので複雑な気持ちなわけですが、実は人知れず私も「オーバーツーリズム」の恩恵を受けているんでしょうか。
そんなわけないと思うんですがねぇ……
「観光都市」はなにも京都だけではないので、他の観光都市にお住まいの方も、こんな感じのことを思っていたりするんでしょうか?
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