note始めました
初めまして化粧品開発をしております、けいと申します。本日からnote始めます。
化粧品OEMメーカーから独立して半年、いよいよみなさんに情報発信をすることができるようになりました。 これからいくつかのテーマをわかりやすく提供できたらと思っております。
コロナが落ち着きを見せている2023年夏、スキンケア商品市場も大きく動き出しています。
コロナ禍においてはロックダウンや在宅ワークの影響を受け、化粧品市場は少なからず変化を強いられましたが、実はスキンケア市場においては大きな影響を受けることなく、むしろEC関連商品や素材に改めて注目が集まり影響は限定的なものになっていました。
詳細をお伝えする前に改めてスキンケア商品に関してはさまざまな種類があることを知っていますか?
クレンジング
メイクや汚れを落とすための製品です。オイルクレンジング、ミルククレンジング、ジェルクレンジング、フォームクレン ジングなどがあります。
洗顔料
毛穴の詰まりや余分な皮脂を除去し、肌を清潔に保つための製品です。泡洗顔料、ジェル洗顔料、クリーム洗顔料など があります。
化粧水
水分や保湿成分を与え、肌を整えるための製品です。保湿化粧水、美白化粧水、エイジングケア化粧水などがあります。
乳液・クリーム
肌を保湿し、栄養を与えるための製品です。軽いテクスチャの乳液から、より濃厚なクリームまで、肌のタイプや季節によって選ぶことができます。
美容液
高濃度の有効成分を含み、肌のトラブルや特定のエイジングサインに対して効果を発揮する製品です。美白美容液、保湿美容液、アンチエイジング美容液などがあります。
パック・マスク
肌に栄養を与えるだけでなく、集中的なケアやリラックス効果も期待できる製品です。シートマスク、パッククリー ム、スリーピングマスクなどがあります。
日焼け止め
肌を紫外線から保護し、日焼けやシミの原因となるダメージを防ぐための製品です。日中のスキンケアに欠かせないアイテム です。
ピーリング
古い角質や余分な皮脂を取り除き、肌のターンオーバーを促進するための製品です。物理的なスクラブや酵素ピーリン グ、化学ピーリングなどがあります。
アフターコロナのスキンケア商品の市場動向は?
コロナ禍、おうち時間が増えたことでお金を使う機会が減りましたが、家の中を充実させるための一つのアイテムとしてスキンケア化粧品にお金を使ったという人も多いと思います。そして、マスク着用が長期にわたったため、外出時も顔全体を人に見せる機会が少なくなった我々はフェイスラインのゆるみや肌トラブルが発生しました。マスクを外す機会が多くなった2023年、肌の悩みに対応したナイアシンアミドやビタミンCがより注目を集めています。 特に高濃度ビタミンCは肌トラブルのケアとして非常に有効的で、このような効果が期待できる成分の高配合や、その他原液シリーズもより注目されるようになったと感じられます。
そして、脱マスクや外国人観光客数の回復傾向により、2023年のスキンケア市場は2022年を上回ると予想されています。その市場規模は1兆3,337億円(2022年の2%増)の見込み。化粧品のお仕事をしている身として、この流れは大変嬉しいことです。
(富士経済様より記事引用)
また、男性のスキンケア商品への関心も顕著でコロナ前に比べると大幅に増加しています。メンズスキンケア化粧品の需要はコロナで落ち込むどころか、市場が拡大し続けています。青ひげやすね毛を脱毛してきれいにしたいという「自身の悩み改善」への関心が高まるほか、
コロナによるオンライン会議が増えたことで、男性も自分の顔を見る機会が増えて肌ケアに意識が向いています。
さらに10代、20代の若い世代はメンズコスメのほか、女性用化粧品も同時に購入して使用している人も多いことから、昨今では「美」というのは男性にも深く浸透しつつあります。
アイテムごとで見ると、男性は脂性肌の人も多いため洗顔のみを使っていた人も多いのですが、美への関心が高まるにつれ化粧水・乳液といった洗顔後のケア商品が売れている状況にあります。
これから「化粧品業界のいま」をわかりやすくお伝えできればと思っております。
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