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1月読書記録_DIE WITH ZERO

noteでも読まれている方が多く、ちまたでも話題になっているDIE WITH ZERO。


こちらは、ざっくり言うとお金をどう使いきるかについての本。

お金を貯めることについての本は多いですが、どう使う方について焦点をおいて書かれた本は少ないと感じます。

読み終わって、わたしの中で響いたのは次の3つでした。

  • 人生で一番大切な仕事は思い出(経験)づくり。

  • 自動運転モードで生きるのは楽だけど、人生を楽しむには、自らの意思で思う方向に操縦していくこと。

  • 残りの人生に必要なお金を計算して、その額が確保できたら積極的にお金を使い始める。45-60才で資産を取り崩し始めるのが望ましい。


特に3つ目については、私がその年齢に差し掛かろうとしているということもあり、ハッとさせられました。

老後資金として貯めたお金は、働かなくなるまで(65才くらいまで?)手をつけないものだと思い込んでいたのですが、そうではなく、運用しながら今から少しずつ取り崩していくという方法もあるのかも。

思い立って取り崩しのシミュレーションを試してみました。

取り崩しのシミュレーションについては、金融機関のWebサイトにあります。
例:野村アセットマネジメント

例えば、老後資金の目安と言われた2000万円を確保し、利回り3%運用をしながら45才から毎月6万円ずつ取り崩すとすると、103才まで取り崩しが可能とのことです。

毎月6万円あれば、年間トータルで72万円。
家族でちょっとした海外旅行や、国内であれば2-3回旅行に行けそうですよね。

また、その分を生活費にまわして、働くペースを少し落とすことも考えることができそうです。

どうしても不確実な老後に対して資産をためがちですが、この本を読んで、健康な今に有効にお金を使っていくことはとっても大切だと強く思いました。

育休復帰が迫り、生活があわただしくなることを不安に思う今日この頃。
まだまだフルタイムの正社員で働き続けなければいけない!と自分自身にかけている呪縛から、少し解放されたような気持ちにもなりました。

翻訳本ですがとても読みやすいので、普段ビジネス書を読まない方にもおススメです。



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