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ギフトにもおすすめ!使ってよかったアラビアの食器

普段使いはシンプルなお皿

若いころ、海外に行くたびに食器を買い揃えていた時期がありました。
イギリスに行けばWEDGWOODだったり、イタリアに行けばジノリだったり。
私の若いころはちょうどバブルの頃ですから、同じように食器に興味のある女性は多かったように思います。

デンマークのコペンハーゲンで長く滞在した時には、ロイヤルコペンハーゲンに何度も通いました。お目当ては工房で職人さんが絵付けをする様子。

白磁に美しいブルーで躊躇なく模様を描く職人さんの手元、出来上がっていくお皿の模様をずっと見ていると、時間がたつのを忘れるほどでした。

白にブルーの模様というシンプルでありながら、美しさと上品さに心惹かれ、ロイヤルコペンハーゲンを使いたい!という気持ちが強くなりました。

当時のロイヤルコペンハーゲンのお皿は、今よりは買い求めやすい価格でしたが、それでも普通に買うと若いころには厳しい金額。
そこでセカンドクラスを買いました。

22cmプレートに25cmプレート、ボウルにカップ…それぞれ6セットずつ。
今はどうなのか知らないですが、当時は無造作に置かれていたセカンドクラスの食器を、自分でブルーの濃淡などを選んで購入することができました。

それはそれは重たい食器。
しかし手荷物として機内に運び入れ、大事に足元において帰国したのが懐かしいです。

かれこれ30年。今もまだ普段使いのお皿として半分残っています。
普段使いにしていましたから、もちろん子供も私もうっかり割ってしまうこともありました。

それでも子どもたちにも食器を大事に運ぶこと、やさしく扱うことを伝えられたからよかったと思います。

装飾が美しい色合いを選んだWEDGWOODやジノリはほとんど使うことがなく、こちらは綺麗なまま残っています。
もう少し先の老後には、時折華やかなウェッジウッドを出してきて、自分に刺激を与えながらお茶をすることにしたいと思います。


アラビアとの出会い

とても仲の良いママ友が使っていたアラビアの食器。
アラビアにはパラティッシや24hアベックや幾つかのシリーズがあります。
彼女が使っていたのはパラティッシのカラー。

「フルーツやお花があでやかでとっても素敵!気分が明るくなる食器よ!」と使う度にそう言っていました。

じゃあ私もアラビアを…と思ったものの、我が家の食器棚には白地にブルーの食器がほとんどだったので、彼女が使っているパラティッシ/ カラーに手を出すのは少し気が引けました。
それでも同じアラビアを使ってみたくて、ブルーに白の放射線状のラインのある24hアベックシリーズを使い始めました。

数年たち、パラティッシの華やかさに私の心も惹かれはじめました。
それでもカラーは少しまだ抵抗があったので、パラティッシのブラックを購入。

アラビア パラティッシ ブラックシリーズ

使い始めてみて、どうしてもっと早く買わなかったのだろう!というのが正直な感想です。

16.5cm、21cm、26cmの3サイズを使い始めましたが、見た目が派手な絵柄なのに、16.5cmのプレートにはデザートやパンがしっくりおさまりますし、21cmプレートは取り皿として使っても、テーブルにセットした時点ですでに華やかで、ホームパーティの始まりのテンションを高く始めることができます。
26cmプレートに至ってはとても貫禄があり、メインのお料理が映えますし、大皿料理を盛り付けても様になります。

最近ではパスタやオードブルをみんなでシェアするときに使いました。
こんな感じです。

アラビア パラティッシ ブラックシリーズ

24hアベックシリーズとの組み合わせもいい感じです。
お皿いっぱいの絵柄にもかかわらず、お料理の邪魔になっていない点がとても気に入っています。


アラビアについて

アラビアは1873年フィンランド、ヘルシンキ郊外の「アラビア」地区で創業されました。
デザイン性、芸術性に優れながら使い勝手にも配慮した実用的な陶磁器で、北欧を代表する窯として愛され続けています。

「パラティッシ(Paratiisi )」はフィンランド語で「楽園」という意味です。
植物や果実の美しさを白地に黒のみで描いた絵柄は、大胆で躍動感を感じますが、同時にシックでどこか大人びた雰囲気も醸し出されています。

他の食器ともバランスよく調和し、食卓をスタイリッシュに演出します。使わない時は飾り皿として、インテリアとしても楽しむことができます。

便利な点として、電子レンジ、オーブン、食器洗い機でのご使用が可能です。




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