あなたの舌が教えてくれるカラダの状態
こんにちは!gibier skincare代表のMakikoです
今回は、東洋医学の「舌診断」を活用し、毎日の健康管理や美容ケアに役立てる方法をご紹介します。舌診断は、体の内側からのサインを読み取ることで、スキンケアや体調管理に活かせる、昔から親しまれてきたセルフケアのひとつです。舌の色や形、舌苔の様子を見ることで、体調の変化に気づくことができます。
舌の状態から読み取れる健康サイン
舌は、体の「寒」(冷え)や「熱」(ほてり)、そして「虚」(不足)や「滞」(余剰)の状態を反映しやすい部位です。例えば、全体が赤く舌苔が黄色い場合は「熱」が強いサインで、白っぽくなっている場合は「寒」が示されます。舌診断を取り入れることで、日常の体調管理に役立ちます。
健康状態の見方
舌診断による健康と美容の4つのチェックポイント
冷え体質(寒)
舌が白っぽく、冷たそうな色合いの場合は、体が冷えやすいことを示します。冷えは血行不良の原因となり、肌のくすみやむくみにつながることもあるため、日常的に温かい飲み物を取り入れ、軽い運動を心がけると良いでしょう。温かいお風呂もおすすめです。熱体質(熱)
舌が赤く、舌苔が黄色っぽい場合は、体が熱を持っているサインです。このタイプの方は、肌トラブルが起きやすく、ニキビや赤みが出やすいこともあります。辛いものやアルコールを控え、冷たい食べ物やハーブティーなどで体をクールダウンさせるケアが効果的です。気力不足(気虚)
舌が淡い色で厚みがあり、歯の跡がついている場合は、体の「気」が不足し、疲れやすい状態を表します。気力不足は肌のハリ不足やくすみにつながることも。気を補うために、栄養バランスの良い食事や適度な運動を意識し、体の内側から元気をサポートすることが大切です。血流の滞り(瘀血)
舌が紫がかった色で、裏側の静脈が浮き出ている場合は、血流が滞っているサインです。血行不良はクマやむくみの原因にもなりやすいため、マッサージや軽いストレッチを日常に取り入れ、血流を促進しましょう。温めるケアも効果的です。
顎のラインをすっきりさせる舌エクササイズ
毎日歯ブラシをするタイミングで、舌の健康状態を時々確認し
同時に顎のラインが気になる場合は、すっきりさせるエクササイズも一緒にするのがオススメです!
舌の状態を整えるだけでなく、舌の運動がフェイスラインの引き締めに役立つのも注目ポイントです。日々の簡単なエクササイズで、美容と健康を両立させましょう。
顎をスッキリさせるエクササイズ
舌をゆっくりと前に突き出し、3秒キープします。
ゆっくりと舌を引っ込み、口の中で上あごにつけて3秒キープ。
これを10回繰り返します。
このエクササイズは、フェイスラインの筋肉を鍛え、血行促進にもつながります。また、頭蓋骨の位置も顎ラインに大きな影響を与えるため、首や肩をリラックスさせ、姿勢を整えることも忘れずに。頭が前に出過ぎると、顎がたるみやすくなるので、正しい姿勢を意識して頭の位置を整えましょう。
舌診断とエクササイズで、内側から美しく
舌の状態を定期的にチェックし、健康のサインを見逃さずにケアしていくことが大切です。また、簡単な舌エクササイズを日々の習慣にすることで、内側からの美しさを引き出しましょう。舌と顎のエクササイズは、スキンケアと合わせて取り入れることで、より健やかで美しい状態を保つサポートとなります。