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【12月刊発売中!】光文社文芸編集部の新刊4作品をまとめてご紹介!

2023年12月は4冊の新刊を刊行しました。年末年始にじっくり読みたいラインナップを揃えました。お見逃しなく!



①『四重奏』逸木裕

私たちは、本当に音楽を理解できているのだろうか?
チェリスト黛由佳が放火事件に巻き込まれて死んだ。
かつて音大時代に由佳の自由奔放な演奏に魅了されていたチェリスト坂下英紀は、火神の異名をもつ孤高のチェリスト鵜崎顕に傾倒し、「鵜崎四重奏団」で活動していた彼女の突然の死にショックを受ける。演奏家として自分の才能に自信をなくしていた英紀は、同じように苦しんでいた由佳の死に不審を感じ、「鵜崎四重奏団」のオーディションを受けて鵜崎に近づき、由佳の死の真相を知ろうとする。
演奏家たちの秘密に迫る、音楽ミステリー


②『暗い引力』岩井圭也

欲望、保身、嫉妬……さまざまな理由で人は嘘をつく。
妻に先立たれ養子の息子と向き合う老人。仕事が忙しい妻を支える気弱な夫。地方の美術館でくすぶり続ける学芸員。倒産や理不尽なリストラで無職となった同級生たち。借金苦から逃れようともがく老女。会社ぐるみで不正を隠蔽しようとする社畜たち。
ひとつの嘘から、転がりだす悪意の連鎖。
最後に残ったのは絶望か、それとも……。
堕ちていく6つの人生を描く、岩井圭也のダークサイド作品集。


③『赫き女王』北里紗月

熱帯の無人島で起きた集団怪死事件。
残された者が楽園の深部で目撃したものは――
日本最南端の無人島・瑠璃島(るりじま)で、ある朝、海洋生物総合研究所の研究員が立て続けに死亡する。ほとんどが自殺にしか見えないが、動機の想像がつかない。生き残った研究員・高井七海(たかいななみ)は、死亡した所長が極秘研究を進めていたことを突き止める。事件との関連はあるのか? 折しも、島内では動物たちの異常行動が観察され始めていた……。
極限のバイオパニックホラー!!

◎冒頭試し読み公開中!


③『バイバイ、サンタクロース』真門浩平

特別に優秀な児童が通う帝都小学校で、群を抜く知能を持つ双子の兄弟、圭司と有人。
刑事を父親に持つふたりはミステリが大好きで、身の回りに起こったさまざまな謎に挑戦する。桜の葉は何故ちぎり落された? 雪上の奇妙な足跡の鍵を握るのはサンタクロース? 密室殺人現場からの脱出経路は? トリック解明にロジカルに迫る圭司と、犯人の動機や非合理な行動に興味を持つ有人。6年生の冬、そんなふたりの運命を大きく変える事件が待っていた――
この謎を解いたら、もう子どもではいられない。
新人発掘プロジェクトから誕生した、Z世代による本格ミステリの新解釈!


【12月新刊発売中!】

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