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【11月刊発売中!】光文社文芸編集部の新刊3作品をまとめてご紹介!

2023年11月は3冊の新刊を刊行しました。濃厚な読み心地のラインナップをお見逃しなく!



①『ツミデミック』一穂ミチ

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗は――「違う羽の鳥」
調理師の職を失った恭一は、家に籠もりがち。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣に住む老人からもらったという。翌日、恭一は得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れると――「特別縁故者」
渦中の人間の有様を描き取った、心震える全6話。

▼第一話「違う羽の鳥」期間限定無料公開中!


②『首斬りの妻』結城充考

斬るのか。私が・・・・・・人を。
時は天明、戦なき泰平の世。篠山藩右筆の娘・リクは退屈な藩邸暮らしを嫌い、自分らしさを探し求め、剣術の稽古に明け暮れていた。そんなリクに舞い込む縁談話、相手は山田家の養子となったばかりの三輪源五郎だった。当時、罪人の斬首を担当する山田浅右衛門は首斬りの一族として忌み畏れられていた。ゆえに父や藩は反対し、すぐに断ろうとするが、源五郎の剣技を目にしたリクは、その深い度量に惹かれていく。


③『新世代ミステリ作家探訪』若林踏 編

浅倉秋成/五十嵐律人/櫻田智也/日部星花/今村昌弘/紺野天龍/白井智之/坂上泉/井上真偽/潮谷験

ミステリの未来は無限大の螺旋の先にある。
話題の作家たちの本音が光る対談集。

無尽蔵の興味関心に突き動かされ、野心的に活動の枠を拡げる書評家・若林踏。トークライブで向き合った話題の作家たちが語る、ミステリとの出会い、小説家への道程、そして、創作哲学。だが、新世代特有の回答が、聴衆を、書評家を、そして作家自身でさえも未知の場所に誘う。予測不能な展開の連続に白熱する語らい。ミステリと読書の愉しみがもっと加速する。

▼もっとミステリ探訪したい方はこちらも是非!


【11月新刊発売中!】

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