学びの敵、プライド
セラピストが自分の手技に自信を持つことはプロとして当然のことなのだが、新しい技術を学ぶ際には時にプライドが邪魔をすることがある。
私はある生徒に「練習中はプライドを捨ててください。でも卒業したら自分が世界一のセラピストだと思って気持ちいいマッサージをお客様に施してください。」と言ったことがある。
挫折はプライドを失うが、新たな学びを与えてくれる。
成長にはプライドよりもたくさんの失敗が必要なのだということ。
この難しいマッサージの技術を習得するには多くの壁を乗り越える必要がある。
教育とは人生の縮図なんだなあって最近思ったりもする。
そういえば、私の人生もつまらないプライドってやつが色々邪魔してくれたよなあ。なんて思い返してみる。
プライドなんかよりも、挫折や屈辱と仲良くできることが人を強くするということに、教える立場になってようやく気付き始めた次第である・・・。
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