薩埵峠を歩く
休暇で実家に帰省しましたので、たまには富士山が綺麗に見える名所でも歩こうかなと思い、薩埵峠を歩いて来ました。
今回はFUJIFILM X-S10と各種レンズを持ち、クラシックネガに設定して向かいます。
最寄りの東海道本線由比駅で下車です。。
最初の目的地は、駿河國二之宮とも言われる豊積(とよすみ)神社でしたので、薩埵峠とは反対方向へ歩きます。
駅前の風景、旧東海道が通っています。
街並みからは富士山が見えます。
旧東海道なので、街並みが何処かレトロです。
由比と言えば「桜えび」や「しらす」が有名です。
写真を撮りながらゆっくり歩いたので約15分、豊積神社に到着しました。
立派な鳥居です。
道中の安全を祈願し参拝。
このあと来た道を戻りますが、時間もあったので由比漁港も立ち寄ります。
桜えびやしらすを獲る漁船と港の風景を撮影しました。
ここもレトロな雰囲気があって良かったです。
港から旧東海道へ向かう道、港町の路地って雰囲気が気に入りました。
駅前に戻って、ここから薩埵峠を目指します。
道中の風景です。
駿河湾や伊豆半島が綺麗に見えます。
駅から歩くこと10分程、見晴らしが良い休憩所に到着しました。
左から、東海道本線 → 国道1号線 → 東名高速道路が通っている場所です。
物流の大動脈と言っても過言ではありません。
峠に続く道は古い街並みが多く見られます。
中には明治天皇や山岡鉄舟など幕末維新の偉人達と関わりが深い場所もあります。
そしていよいよ峠に入ります。
道中は勾配がキツいところもありますが、その分見える風景も美しく見えます。
そして由比駅から歩くこと約45分、ついに展望台に到着しました。
展望台からは笠雲の掛かった富士山が綺麗に見えました。
展望台ではみかんも売っていましたので、一つ買わせて頂きました。
このあと、本当は旧東海道を歩きたかったのですが、道が不通でしたので脇道を歩き、興津駅まで戻りました。
薩埵峠を歩いたのは小学生以来だったので、実に約20年振りでした。
気候にも恵まれた一日だったので、良い時に歩けたと思います。
長い休暇ですので、久し振りの故郷を満喫します。