見出し画像

推したいnote3選—挑戦と育児と笑いと

時間が経つのが早すぎる。

年を重ねるほど、時間の経過を早く感じる現象を、「ジャネーの法則」というらしい。本当にそれ。

あっという間に週末だし、気がついたら10月も後半だし、今年も残りあと2か月と少しだし。

今日は、そんな高速で過ぎていく時間の中で、心に留まったnoteを3つ紹介させてください。

キーワードは、挑戦と育児と笑いです。

挑戦

53歳でブラジリアン柔術を始められたというカゲさん。

いや、これ、本当にすごいことです。

わたしも柔術をやっているのでよくわかります。その一歩を踏み出された勇気と行動力に、心からの敬意を表します。

でも、柔術を始められたきっかけって何だったんだろう。わたしには興味がありました。

50歳を超えた私の体は、すでに全盛期を過ぎていました。30代後半から感じていた体力の衰えは、年々、深刻さを増していきました。

「このままでは、いつか大好きな格闘技さえも見られなくなってしまう…」

そんな不安に駆られる日々。そんな時、ある格闘技が、私の目に止まりました。それが、「ブラジリアン柔術」だったのです。

そして、納得しました。やっぱり、年を重ねていくことへの不安が後押ししていたのですね。わたしが柔術を始めたときも、「いま始めなければもう一生できないんじゃないか」という、ある種の切羽詰まった思いがありました。

年齢とともに心や体が変わっていくことへの不安。これは、どんな人でもいつか必ず向き合う課題です。わたしは出産を経て、40代に突入した頃から意識するようになりました。

でも、自分自身や周囲の人たちを見ているうちに、わかってきたことがあります。老いへの不安は、ゼロにするのは難しいけれど、和らげることはできます。難しくはなくて、誰にでもできます。

つまり、いまできることを思いっきりやることかなー、と。

案外、なんでもやってみたらできるものです。どれだけうまくできるか、を気にしなければいいんだと思うんですよね。

きっと、カゲさんも、柔術を始めたことで、かつて感じておられた不安をかなり払拭されているのではないかしら…と想像しています。

「いつかは、黒帯を巻いてみたい!」

さっすが!この目標をうかがって、読んでいるわたしまで気分が爽快になりました。

柔術の黒帯は、柔道の黒帯とは比べものにならないくらい、取得するのに時間がかかります。でも、やり続けたら、いつか必ず到達するはずです。陰ながら応援しています!(わたしは来年初めに青帯になることを目指しています。)

育児

親はいつか、自分よりも先に死ぬ。
それが、いま息子の頭の99%を占める心配ごと。
「もしパパとママの寿命が80歳だとしたら、あと40年しかない。どうしよう」
毎晩、暗くなった天井を見つめて息子は悲壮な声でいう。

胸がぎゅうっと締めつけらました。

大好きなパパとママと、いつまでも一緒にいたいという純粋な思い。それが強いゆえに、胸に翳りを落としている深刻な不安。

わたしには、お子さんの胸の内が見えるような気がしました。実は、わたしもかつて子どもの頃に同じ不安を抱えて、眠れぬ夜を過ごした時期があったからです。

でも話すうちに、だれかが先に死んでも、息子がすこし安心できるというひとつの解が見つかった。
そしてそれはあたりまえのように、とってもシンプルなことだった。
家の中に、死んだ人に話しかけられる場所を作る。

こういう、簡単に答えが見つからないことを、子どもにどう教えたらいいのか。親だって迷うことがあります。わたしもそうです。

でも、Noranekoさんの寄り添い方がいいなあと思いました。

関連する本を読んてみたり、じっくりとお話をしたりして、一緒に考えている。不安な気持ちを抱えるお子さんの隣に、じっと優しく、辛抱づよく座っています。答えを示唆したり導いたりするのではなくて、一緒に考えるっていうところがいいなあ、と。

翌朝起きると、息子は待ちかねたようにipadで「ぶつだん」を調べていた。
目を輝かせて、仏壇を調べる7歳児が爆誕。
悩める彼にとっての、希望の光である。

「ぶつだん」を調べる7歳児。ちょっとオモシロいですが(スミマセン)、ご本人のひたむきな気持ちを思って、読んでいてじんときます。なんとか自分なりの解を見つけてほしいな、と思いながら。

読了後に、優しい気持ちが残りました。

笑い

ニューヨーク在住のばちょめんさん。アメリカ人の奥さまがお友達とイタリア旅行へ行かれます。残されたばちょめんさんは、会えない寂しさを伝えるために、平井堅の名曲「瞳を閉じて」の歌詞を英訳してメッセージを送ることを考えついたそうです。

ばちょめんさん、ほんと毎回オモシロいこと思いつきますよね!

Your love forever
I close my eyes and paint a picture of you in my mind
That's all I need
Even if the seasons leave my heart behind

うん、シンプルだけど、ストレートでいいんではないだろうか。

照れながらも、送信ボタンを押します。わわ、本当に送ったんだ…!

そして奥さまがどんな反応をされたかというと…

それはぜひ記事を読んでみてください。つい笑っちゃいますから。ここでオチまで言ってしまっては野暮ですよね。

ちなみに、つい先日、うちの夫(アメリカ人)が珍しく出張に行ったので、わたしもばちょめんさんのチャレンジをやってみよう!と張り切っていました。それなのに、こともあろうか、その当日にすっかり放念してしまい、チャンスを逃しました。

オモシロい結果が出たら記事にしようと思っていたのに…!

次の機会を虎視眈々と狙っています。


読んでくださり、ありがとうございました。

《ほかにもこんな記事を書いています》




いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集