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アメリカからクリスマスソングの替え歌を紹介します

誰しも、子どもの頃に、替え歌をおもしろがって歌っていた時期があるのではないでしょうか。

カラス なぜ鳴くの
カラスの勝手でしょ

いち にぃ さんまのしっぽ
ごりらのむすこ なっぱ はっぱ くさったとうふ

インターネットが普及していなかった時代に、どこからどうやってこんなくだらない歌詞を仕入れていたのか、いま考えると不思議です。

こういった替え歌は、なぜか教室や地域にとどまらず、日本全国の子どもたちに広く共有されていました。どうやって?

テレビでしょうか?でもテレビでこんな替え歌が流れることなんて、そうそうなかった気がするけど。

いずれにしても、こういう謎の普及率を誇る子どもの替え歌は、アメリカにもあります。

今日はクリスマスなので、クリスマスソングの替え歌をお届けします。

Jingle Bells (ジングルベル)

ジングルベルの替え歌といえば、バットマンが出てくるこの歌詞です。

調べてみると、1980年代に人気のアニメ番組に登場したのがきっかけだという説があるそうです。でも、その一方で、1960年代ごろにはすでに世間に広まっていたという話も。いずれにしても、うちの夫も子どもの頃にこれを歌っていたようです。

Jingle bells, Batman smells
Robin laid an egg
Batmobile lost a wheel
And Joker got away

(和訳)
ジングルベル、バットマンは臭い
ロビンが卵を産んだ
バットモービルが車輪を失った
そしてジョーカーは逃げた

Deck the Halls (ひいらぎかざろう)

これも、クリスマスの定番曲の替え歌です。

普及した経緯に関する情報が見つけられなくて、チャットGPTに聞いてみました。

これは、2000年代に広まった替え歌なんだとか。

本来、クリスマスといえば家族愛、団結、温かさといったイメージがあります。その伝統的なクリスマスに相対して、ダークで破壊的な歌詞が並んでいます。ブラックユーモアです。それが若者を中心に人気を集めたという説明です。

Deck the halls with poison ivy
Fa la la la la la la la la
If you touch it you'll be sorry
Fa la la la la la la la la
Break a window, pop a tire
Fa la la la la la la la la
Set the Christmas tree on fire
Fa la la la la la la la la

(和訳)
有毒なアイビーで飾ろう
ファラララララララララ
触ったら後悔するよ
ファラララララララララ
窓を壊して、タイヤをパンクさせ
ファラララララララララ
クリスマスツリーを燃やそう
ファラララララララララ

くだらないといえばくだらないですけどね。まあ、こんなのもあるよってことで。

(おしまい)


読んでくださってありがとうございます。
それぞれの替え歌の全部の歌詞に興味があれば、こちらをどうぞ。

(ジングルベル)https://genius.com/Christmas-songs-jingle-bells-batman-smells-lyrics

(ひいらぎかざろう)https://genius.com/Zwrld-deck-the-halls-parody-lyrics

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