これは経費で落ちません!って話

最近観ているドラマなんですが、
一瞬迷ったものの、やっぱりNHKのドラマ面白い、観たいかも、となり、
３月もU-NEXTにてNHKパックを購入しまして、
引き続きNHK作品を観ています。

今現在観進めていて、まさに今日！
最終話を観ようと思っているドラマがこちら、
『これは経費で落ちません!』

この作品もね、もう５年ぐらい前ですか？の作品なんですけど、
タイBL『2gether』だったり、あとは『Nのために』とか？
と同様、ガールズちゃんねる、“がるちゃん”にて、
「このドラマについて語りたい！」てトピックが立っていたんで、
タイトルだけは前々から知っていて、気になってたんですよね。

過去ドラマなのにトピック経つなんて、そんなに面白いんか～って。

でも、あらすじというか、簡単な作品紹介だけ読んでみて、
「恋がうんちゃらかんちゃら～」と書いてあって、
「え～、お仕事ドラマに恋愛要素そんな要らないんだけど～」って、
なんとなく避けてたんですけども。

んでも、観始めたら最高です！
このドラマに限っては恋愛要素必要です！てか必須です!!(笑)

なんならもう、このドラマの多部ちゃん（主役）×重岡くん（お相手役）のカップルは、
ここ数年で観た作品の中での、ベストオブカップルまで有り得ます！(爆)

とにかくむちゃくちゃ可愛いカップル！
可愛すぎるし、お似合いすぎる！

絶妙なキャスティング

『作りたい女と食べたい女』について書いた記事でも、
「キャストさんの力が大きいように思う」ということを書いたんですけど、
なんかNHK作品は、本当にキャスティングが絶妙な気がします。
（でも最近発表されたばかりの大河ドラマは「はっ？」て感じでしたけど(草)）

多部ちゃんはね、元々大好きなんですけど、
なんなら重岡くんなんて(爆)、はるか昔ちょっと「好きかも」と言っていたお友達に、
わざわざ「ねぇ、まだ好き？」って一応聞いた上で、
「こないだ初めてドラマ以外で見たんだけど、
　素のときの重岡くん、めっちゃ苦手！」て報告するぐらいにはニガテだったんですけど(爆)

でもでも、この『これは経費で落ちません!』のドラマの役にはピッタリだし、
逆に重岡くん以外が演じていたら、“山田太陽”というキャラクターも、
もっと鬱陶しくて胡散臭い感じ(爆)のキャラクターになっていたように思います。

なんていうか、重岡くんは、
言っちゃえば“綺麗ごとっぽい”というか、真正直というかどストレートというか…
そういうセリフを、変な下心とか裏の意図とかを感じさせずに言えるところが魅力だなぁと思いました。
（んでも、『家族募集します』ですっけ？
　シンパパ役で出ていたドラマの、１～２話ぐらいで号泣してたシーンでは、
　謎のサイコパスみを感じて、なんならそれで没入できずに離脱しちゃいましたけど(爆)）

多部ちゃんは先にもいった通り、元から大好きですし、
このドラマのキャラクター“沙名子”もめちゃくちゃハマリ役。

滑舌よくって凛とした感じの声も良いので、
理路整然と喋るキャラクターの沙名子にピッタリ。

かつて記事でも書きました、韓国BLドラマの『ひかり男子高生徒会』。
（この作品もとっても良い）
主演のイ・セオンくんがとにかく可愛くて、
ドラマ視聴当時は、これまた私が大好き、櫻坂46の“藤吉 夏鈴ちゃん”に似てるな～と思っていて、
まぁ確かに夏鈴ちゃんにも似てるんだけども、
多部ちゃんの方がもっと似てることに今回気付きました。

イ・セオンくんは多部ちゃんだわ(笑)

こういう顔、ほんと好きなんですよね。
あっさり系・小作りなパーツで、中顔面がキュッと短く、
パーツ配置は若干遠心めな童顔配置。
お顔全体の形状は“丸”に近いんだけども、しっかり骨を感じるシャープさもあって…。
あっさり系…甘い・くどい感じじゃない、少年顔っていうんですかね。

とにかくセオンくんも多部ちゃんも、端正で大好きなお顔です。

おふたりとも若干外斜視気味で、何考えてるのか分からないというか、
ポーカーフェイスっぽい、お人形みのあるクールな感じもとても好き。

脚本最高

で、そんなわけで多部ちゃんは造形自体がもうめっちゃ可愛いので、
ただ見てるだけで、画面に映ってるだけで、「しあわせ～癒される～」て感じなんですけど。

それでもこのドラマは、本当に脚本がすごい！と思いました。

お仕事ドラマなので、毎話吐かれる、
仕事だったり人生に対するセリフも、ジーンと響くものがありますし、
それだけじゃなくって、
ランギレー村(？)の生ハムだったり、お地蔵さん化する部長へのお供えものだったり(笑)
（観てない人にはなんのこっちゃな話）
そういう細かいネタというかギャグシーンも、
「うわ、さむ…」みたいな感じもなく、めちゃくちゃ面白くて。

こういうコミカルなシーンが面白く仕上がってるのは、
部長役の吹越満さんはもう言うまでもなく、
多部ちゃん（沙名子）の後輩役として出ている、“伊藤 沙莉ちゃん”の力もめちゃめちゃ大きいですよね。

軽妙な掛け合いのセリフ回しが絶妙で。
これまたピッタリなキャスティングだな～と思いました。
（そもそも沙莉ちゃんは、習い事の大好きな先生に似すぎてるので、
　それだけでもう、色んな作品で見掛けるたびに
　「先生～かわいいい～🥺」てなってます(笑)
　先生を何だと思ってるのか。
　んでも、沙莉ちゃんのお顔も大好きです。
　白くてもちもちしてて、あんぱんみたい。きゃわ）

で！とにかく全編通して、脚本家の方すごい～と思いながら観てるんですが、
泣いている沙名子（多部ちゃん）のところにやってきた太陽くん（重岡くん）の、
「ひとりになりたかったんですよね…
　…でも無理です！　一緒にいたいです…！」ていうセリフに対する沙名子の返しが、
「…一緒にいてください(泣)」とかじゃなくって、
「一緒にいます…！(泣)」なのが、最高に痺れました。

過度に甘えてる感じというか、あざとさみたいなものがなくって、
いつも自分の芯をきちんと持っていて、かつ不器用な沙名子らしい返しだなぁ～…と。

そうそう、ドラマの中で度々出てくる、
黒バックに白文字テキストのみが表示される演出もとっても良い。
あの白文字が微妙にヴヴヴ…て感じで揺れてるところも、
さなこのザワつく内心が絶妙に表現されていて、いいなぁ～と思います。

太陽くんとのデートシーンで、
頑張って手を繋ぐべく、いちいち立ち止まってはロボットみたく手を差し出すのも、
初キスに備えてリップ塗りまくるのも、めちゃくちゃ可愛いし(笑)

セリフだけじゃなく、そういう演出だったり、
いわゆるト書きの部分も、いちいち可愛かったり思わず笑えたりで、
本当に全編素敵な脚本だなぁと思います。

で、このドラマ、ふと思い返してみたら、
ドラマなんか全然観ていないときから、サントラの楽曲だけは数曲落としてたんですよね。
なんで、音楽もとっても良い。

とにかくキャスティングも音楽も、脚本も、
ぜんぶいいな～と思える作品でした。
間違いなく自分のお気に入りドラマのひとつに仲間入り。

そんなわけで長々書きましたが、
今晩は『これは経費で落ちません!』の最終話、ゆっくり愉しもうと思います。