【東京市場IPO(番外編)】テクニカル上場ってなぁに?
15日目です。
3月に入り、来年度案件の承認が出てきております。
見ていない訳ではなく、書きたいものを書いている背景から時間差がございます。
(自分でこの情報は鮮度が大事とか言っておきながら・・・)
さて、本論に参りましょう。
当該記事の背景は以下をご参照ください。
2021/3/3時点で東証の新規上場のページを見るとわかるのですが「*」がついていて、企業HPへのリンクがついていない銘柄がございます。
これは、テクニカル上場というものです。
・・・
脳の中に女神様が語り掛けている・・・
「その領域に触れてはいけません・・・君子危うきに近寄らず・・・」
「確かにそうかもしれない!深く触ってはいけない!」
という茶番は置いておいて、
(そもそも、私は教養も徳もないので君子ではない)
「テクニカル上場」は上場企業の担当が関わっている例が多く、私はあまり触ったことがないので、軽くだけ触れます。
(ざっと書いてみてからの追記)
テクニカル上場だけではなく、承認銘柄の話も触れようと思ったのですが、思ったより量が出た為、本日は番外編としてテクニカル上場にのみ触れます。
という訳で以下ディスクレイマーをご参照の上読み進めていただければ幸甚でございます。
・当該記事は、投資の勧誘を目的とするものではありません。 ・一般に公開されている情報を元に、記載をしており、嘘を書いているつもりはありませんが、誤解等があった場合、追記修正する可能性もございます(情報に基づいて被ったいかなる損害についても、記載者は一切の責任を負いません) ・あくまで投資判断はご自身の判断でお願いいたします ・銘柄の良し悪しを断定する意図は一切ございません
リスクヘッジマンもいつも通り仕事をしてくれました。
では、簡単にまとめてみましょう。
テクニカル上場とは
テクニカル上場とは上場会社が非上場会社と合併することによって解散する場合や、株式交換、株式移転により非上場会社の完全子会社となる場合に、その非上場会社が発行する株券について、上場廃止基準に定める流動性基準への適合状況を中心に確認し、速やかな上場を認める制度です。
出所:東証HP 用語集より
既上場企業の上に持ち株会社を作る場合や、組織再編などのコーポレートアクションをする場合に用いられる印象です。
今回のテクニカル上場銘柄について、さらっと今出ている銘柄について、概要を調べてみます。
なんで、このようなコーポレートアクションに至ったかは、詳細はあまり触れません。(ネットの海を潜れば、表層はわかりそうですが)
■(株)LITALICOメディア&ソリューションズ
(2021年4月1日付で(株)LITALICOに商号変更予定)
収益基盤の違いからの、組織再編の為といった感じでしょうか。
■(株)シック・ホールディングス
(株)アクトコール(6064)の持ち株会社設立の為の、コーポレートアクションのようです。
詳細は、アクトコールIR
■サワイグループホールディングス(株)
ジェネリック医薬品の沢井製薬株式会社(4555)の持株会社化に伴うコーポレートアクションのようです。
詳細は、沢井製薬IR
■あすか製薬ホールディングス(株)
あすか製薬株式会社(4514)の持株会社化に伴うコーポレートアクションのようです。
背景など詳細は、あすか製薬株式会社IR
■オリエンタル白石(株)
上場親会社(OSJBホールディングス(5912))にぶら下がっていた、オリエンタル白石(1786)が親子逆転して、存続会社になる感じですかね。デュアルで上場していたのをコスト削減の為に実施という感じでしょうか。
詳細は、オリエンタル白石IR
記載方法にムラがあり、大変恐縮でございます。
持株会社化する意味
マニアックになっていきますし、ネットに情報もありますので、知りたいという方は以下リンク先を見てみると良いかもしれません。
・テクニカル上場諸々
・持株会社化
色々なサイトがありますが、
知られている法人がやっているサイトから引用しています。
という訳で、ざっとまとめてみました。
承認銘柄の事業内容を触れる件については、後日以降で・・・
それでは!