【読書】『逆転のメソッド』原晋【箱根駅伝とビジネス】
毎年、1月2日・3日に開催される箱根駅伝。実家が走行ルート付近にあるので、私にとって箱根駅伝は、小さな頃から身近な存在でした。
物心がついたときに圧倒的に強かったのは、駒澤大学だったと思います(もちろん今も強いです)。青山学院大学が優勝常連校になったのは最近ですが、その活躍ぶりには目を見張るものがありますよね。
今回は、そんな青山学院大の原監督の著書、『逆転のメソッド』を読んだので、紹介していきます。
※この本は、kindle unlimited で読むことが可能です(令和4年1月16日現在)。
箱根駅伝もビジネスも一緒
原監督は、「箱根駅伝もビジネスも一緒」として、逆境から再び立ち上がるための方法について書いています。御自身の選手時代、サラリーマンとして営業をやっていた頃、青山学院大の監督に就任した後と、順を追いながら、心構えや気をつけてきたこと、実践してきたことを述べています。
情熱の大切さ、ウィンウィンを目指すべきであること、しっかりとした土壌が大前提であること。目標の立て方。人と議論することの重要性。
具体的なエピソードとともに語られています。
あっと驚く秘訣ではない
この本に書かれていることは、あっと驚くような秘訣でもなければ、魔法でもありません。
こういうことを着実にやれば結果が出るのだなと心から納得できる内容でした。
困難にぶつかったとしても、あきらめず、地道にコツコツと積み上げていくことで道が開けるのだと、青山学院大の走りを観たときと同じように、勇気をもらうことができました。
箱根駅伝初優勝のときのエピソードなども含まれているので、箱根駅伝が好きな方、青山学院大のファンの方、ビジネスのコツが知りたい方、皆さんにおすすめです。さくっと短時間で読むことが可能です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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