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建築家の新歴史学。

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建築家による新解釈の歴史エッセイです。
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#芸術

【牡蠣と宇宙と建築と】 我々はオイスター・チャイルドである。

牡蠣を食す時、 牡蠣と我々は、もはや「食べる側と食べられる側」の関係を超えて「一体化」し…

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【アイドル新歴史学】 ③第二次アイドル・ルネサンス。

1980年代前半~半ばに起こった「第一次アイドル・ルネサンス」とは、 1970年代初頭から1970年…

George Iwasawa
9か月前
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【アイドル新歴史学】 ②アイドル・ルネサンス。

1970年代に音楽雑誌『ミュージックマガジン』誌上で「日本語ロック論争」というものが勃発した…

George Iwasawa
9か月前
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【アイドル新歴史学】 ①アイドルの誕生。

一般的に、日本における「アイドル」の始祖は南沙織と言われている。 大阪で万博が開かれた年…

George Iwasawa
9か月前
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【アイドル新歴史学】 2018年のモーニング娘。と近代建築。

「ロックという形式」から「ロックの神」が去ったのはいつからだろうか。 1960年代の革命の時…

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【アイドル新歴史学】 「殺し」の軍団・2011年のモーニング娘。

日本アイドル史において、 「初期」モーニング娘。の衰退の過程と、秋元先生の再興隆の過程は…

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【芸術と政治と建築と】 黒光りの歴史学。

どんなテーマでもまずは書いてみることは、日々の「思考訓練」になる。 さて、今回は何が出てくるのか? という訳で、 「政治的であることは文化芸術を輝かせる」 という仮説から始めてみたい。 もちろん話の最初はモデルはモハメド・アリである。 カシアス・クレイ改め、モハメド・アリであるが、彼の活動とアフロ・アメリカンの政治運動は切っても切り離せないだろう。 アマチュア時代、人種差別を受けて五輪の金メダルを川に投げ捨てたエピソードに始まり、 「ベトコンはオレを”ニガー”と

【仁義なき歴史学】広島死闘編。

『仁義なき戦い』の広能昌三(菅原文太)のモデルである美納幸三と 『この世界の片隅に』の主…

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