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建築家、本を語る。

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建築家による読書エッセイです。
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記事一覧

【巨匠の晩年最高!論】黒澤明、ジャイアント馬場、志ん生、マイルス、ローリングスト…

私はいまだ何歳になっても「次の試合」への準備を行っている。 やはりずっと「選手」をやって…

George Iwasawa
3週間前
17

アンチ村上春樹とアンチ・ヒッピー。

さて、突然ですが、 私が強烈に村上春樹先生を支持するのは、 「アンチ・ヒッピー」だからで…

George Iwasawa
3か月前
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アイドル好き建築家(工学博士)が選ぶライフタイム・ベスト本10!

ハロプロとキューバと生牡蠣を愛し、 チワワとニルヴァーナと上原ひろみが大キライな建築家が…

George Iwasawa
4か月前
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【ロックンロールと私の未来】『ボーン・トゥ・ラン:ブルース・スプリングスティーン…

私の人生、たった一つだけ後悔があるとすれば、1985年のブルース・スプリングスティーン来日公…

George Iwasawa
7か月前
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【日曜深夜の奇跡】 『夜の虹を架ける 四天王プロレス リングに捧げた過剰な純真』市…

私は建築家であるが、プロレスも大得意である。 一度皆様に私のプロレスを観せてあげたい、ホ…

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【ロボット型人万歳!】小説『ロボット』カレル・チャペック

「ロボット」という言葉は、チェコの作家カレル・チャペックが生み出した言葉である。 それか…

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【シュルレアリスム猪木】 『1976年のアントニオ猪木』柳澤健・著

実は猪木と私の蜜月は短かった。 猪木vsロビンソン、猪木vsシン(大阪腕折り)、猪木vs小林、猪木vsパワーズ、全てリアルタイムで観た。 今観なおしても、あの頃の猪木は光り輝いていた。 猪木vsアリもリアルタイムで観た。 しかし、その後から何かが違ってきた(筆者註:おそらく猪木の「もみあげ」が無くなった頃からである)。 猪木の試合を観ても胸躍らなくなった。 ハルク・ホーガンやボブ・バックランドらの対戦相手も、私には「下手」な相手でしかなかった。 スタン・ハンセン