【究極の住まい論】 メキシコと貧困と人生の幸せ。
恐らく「バブル経済」が弾けたあとの建築についての考え方なのだが、
「社会に開く」とか「地域コミュニティとつながる」とかいう「口当たりの良い理念」を唱えて、開口部だらけのスケスケ住宅をよく目にする。
正にその考え方を完璧に反映した日本の某建築家先生が設計した住宅作品を、学会発表のために来日していたチェコ人建築家をアテンドして観に行ったことがあるのだが、現場について二人してその住宅作品を指さしながら爆笑した。
建築雑誌のグラビアで見ていた「理念を反映した建築作品」という建築家