マガジンのカバー画像

旅する建築家の「人生は旅、旅は人生」

21
建築家として、これまでの旅についてまとめました。私の建築論でもあります。
運営しているクリエイター

#カルチャー

【夢は必ず叶う!】昭和っ子メキシコへ行く🇲🇽

まずは「ルチャ・リブレ」の話から始めたい。 思い起こせば十代前半、メキシコの覆面レスラー…

6

世界最高のサウンドとは?「ジャマイカ~ロックステディ編~」

時は1994年、長年憧れの聖地であり、ダンスホール・レゲエのムーヴメントの頂点にあったジャマ…

6

【不思議体験記】アメリカの高校の同窓会に行ってみた。

「アメリカの高校の同窓会」という不思議なイベントに参加した。 黄金の1980年代半ばに留学し…

3

旅とロックと映画と。 「イギリス~ブライトン編~」

「トラウマ映画」や「建築映画」など、映画のジャンルは無限にあるが、私が定義した新たなジャ…

7

【ロックと経済】金満フジロックとの決別とユートピア。

ある日の沖縄は那覇の夜、 初めて訪れたメスカル・バーのマスターと「経済圏」についての話が…

4

【建築とパンクと世紀末】 ウィーンとアドルフ・ロース。

2015年の夏、ウィーンを訪れた。 かのハプスブルク家の帝都であったウィーンの街を一言で表現…

6

【究極の住まい論】 メキシコと貧困と人生の幸せ。

恐らく「バブル経済」が弾けたあとの建築についての考え方なのだが、 「社会に開く」とか「地域コミュニティとつながる」とかいう「口当たりの良い理念」を唱えて、開口部だらけのスケスケ住宅をよく目にする。 正にその考え方を完璧に反映した日本の某建築家先生が設計した住宅作品を、学会発表のために来日していたチェコ人建築家をアテンドして観に行ったことがあるのだが、現場について二人してその住宅作品を指さしながら爆笑した。 建築雑誌のグラビアで見ていた「理念を反映した建築作品」という建築家