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メロスの速さで走りたくなった初授業観察

この前初めてルワンダ給食を食べたオバラです。

みなさんは走れメロスを読んだことがありますか?

中学国語の授業で習った覚えがあります。
その中にこんな表現があります。
「少しずつ沈んでゆく太陽の、10倍も速く走った。」

習っていた当初は全然気にしていなかったのですが、あるTV番組で安住アナがこれを解説している時がありそれが衝撃的すぎて今でも覚えています。

気になる方はこちらをご覧ください。

さて、今回はルワンダに来て初めて見た体育の授業の感想などについてお伝えできればと思います。

と、ここまで後書きです。ここからは授業を見た当日にざざっと書いたものになります。

おっと、読む前に「体育の授業ってこんな感じだったな〜」と振り返って、
読みながら「うわっどんな授業だったんだろう」と想像していただけると幸いです。

次の投稿で授業の詳細についてはお伝えします!!!


✔️初観察の感想

年明けに2学期が始まり、(ルワンダは日本と違い9月に1学期が始まる。)今日ついに初めて体育の授業を見ることができた。
それを見て感じたことを鮮明に覚えているうちに、出来立てほやほやな感情のうちに記録しておきたいと思い帰ってすぐにPCを開いています!


うひょ〜〜〜ギャップありすぎるぅ〜〜〜〜〜

ひとことで表すとこれが正直な感想である。

なんで?どうして?えぇ〜!?の連続である。

しまいには、
この授業が普通なのか、普通じゃないのか、自分が今まで受けてきた教育が異常なのか、これは授業なのか、自分はどこにいるのか、今立っているのか、座っているのか、今聞いている言葉はルワンダ語なのか、英語なのかはたまた知らない国の言葉なのか、
いろいろなものがメロスの走る速さ並みで頭の中を駆け巡った。

誤解してほしくないのは、決して教育が遅れていると思った訳ではないということだ。確かに、見方によれば遅れている部分もあるだろうがそれだけで片付けてしまうことではないと思う。現在の体系が、その場所・環境に適したやり方であるからだ。

そんなことも想定できていなかったのかよ。イメージしとけよ。と言われても自分の想像を超えてきたため仕方がないと許してほしい。

なぜ私の想像を超えてきたのか考えてみるといくつか挙げられますが、ざっとこんなもんです。

・学校自体がルワンダで最も歴史がある学校。
・学校自体が優秀な学校で、みんなそれに誇りを持っていた。
・学校の敷地設備が超広いしきれい、運動できる環境はありそう。
・生徒、先生たちが本当に優秀なんだと感じていた。
・一学期末テスト(体育の筆記)が難しかった。

まさにこれらとのギャップにやられたのが想像を超えられた原因ではないか。

いろんなことが駆け巡ったが、授業後先生と少しだけ話すことができた。
いきなり決めつけるのは良くない、たくさん観察してから話しあえたらいいと思っていたため、ディスカッションするのではなく質問をたくさんしてみた。


ギャップで意識が飛びそうな回答もいくつかあったが、なんとか笑顔で終えることができた。

その中でもイッチバン悔しかったことは、「バスケットのトピックだけ教えてもらえるからね」的なことを生徒に伝えていたことである。(頭真っ白になっていて記憶曖昧すぎて明確には覚えていない笑)

しかし、逆に可能性も感じることができた。

それは生徒たちの可能性です。
勤勉で真面目な印象を持っています。
先生の言うことはしっかりと聞くし、自分達で静かに話を聞こうと注意し合うし、メモもちゃんと取るし、日本と似たような感じもしました。

そんなこんなで帰路にたどり着き、ちょっと時間が経ったからか、開き直ったのかわからないが
「やりがいしかないじゃん!たったひとりの先生と協力すれば環境変わるかもしれないってことじゃん!」
と思えています。徐々にやっていきます。

あ、ひとりの先生と協力すれば環境変わるっていうのは、自分の学校には私とその先生しか体育教師がいないからです!
あと、どんな授業だったのか気になった方はいますぐルワンダ行きのチケットをとってください。授業についてはまたどこかでまとめるかもしれませんが(笑)


と、ここまで。
ここからはまた後書きです。

初授業観察は本当に衝撃的すぎましたが、協力隊のみなさんそれぞれの悩み・葛藤を持って活動していることを考えると自分だけじゃないし、なんなら恵まれているほうだとも感じています。

ただ環境を変えるのもとても難しいのは事実であるし、変わったほうがいいと思っているのも自分だけではないかと思っています。(体育の先生1人しかいないからね。)
これからもっと重要で大きな課題が出てくる可能性もあります。

今感じている課題をしっかりとブラッシュアップして、本当にこれが課題なのか、どうすればルワンダの人たちに伝わるか、タイミングはいつなのか。

挙げるとキリがないくらい考えれそうなことがありますが、いくつかはふりきちゃってやる機会も作れればいいなと思います。ただ絶対に初心を忘れずに。

まさにできっこないよやらなくちゃです。


みなさんも改めて聞いてみると何か感じ方が変わるかも…?


それではまた!

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