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地雷を踏んじゃった!!あの人の怒りポイントっていったい何?

こんにちは。どっしりエニアグラム講座担当のこうめいです。

令和6年9月からどっしり塾の懇親会が『どっしり夜の勉強会』というタイトルに生まれ変わり、テーマを決めて小さな悩みをみんなで解決していくイベントに代わりました。

そのトップバッターとして9月は、「あの人はなんで怒ってるの?地雷を踏まないためのポイント分析」というテーマになったんですが、これにエニアグラムの知識を使おうと思ってます。

ということで、今回はその勉強会でも使う各9タイプの人が「不安・恐れ」を感じる囚われについて一緒に見ていければと思ってます。

それでは授業の方に入りましょう!!

人にはそれぞれのタイプに合わせた恐れがある。そういう風にエニアグラムでは考えられています。

この恐れというのは、その人の行動の原理になる情報で、その人はそれを避けるためにいろんな防御をしながら人格を作っていきます。

例えば、私と同じタイプ8の人は「他者に傷つけられ、コントロールされること」を恐れています。

だから強くあるために自分を鍛えたり、強くならなければとパワフルになったり、相手を威嚇するように声が大きくなりがちです。

タイプ8なんかは、体も大きくなりがちといわれているので全身全霊で威嚇してくるわけですが(汗)その根底には他者にコントロールされる恐怖があるわけですね。

となると、タイプ8の人を怒らせる地雷は「タイプ8の人を支配しようとする」ことにあるわけですね。

だからタイプ8の人に対して、俺の指示に従え!!なんて言ってしまったら最後、反乱を起こされて見るも無残な未来が待っています。

このように、実はタイプごとにこれだけはやっちゃダメ!!という地雷があるわけです。

そして今まで「この人なんで怒ってるの???」という地雷を踏んだことがある人は、これを知らなかったことに原因があるかもしれませんよ。

ということで、それを知っておくだけでもトラブルが避けられるきっかけになりますよ。

ということで書くタイプの恐れを見ていきましょう。

  1. 自分が悪く、堕落し、邪で、欠陥があることを恐れる

  2. 自分が愛されるにふさわしくないことを恐れる

  3. 自分に価値がないこと、本来の価値を持っていないことを恐れる

  4. アイデンティティや個人としての存在意義を持っていないことを恐れる

  5. 役立たずで、無力で、無能であることを恐れる

  6. 支えや導きを持たないことを恐れる

  7. 必要なものを奪われ、痛みから逃れられないことを恐れる

  8. 他者に傷つけられ、コントロールされることを恐れる

  9. つながりの喪失、分裂を恐れる

さてさて、皆さんパッと見てみてどうでしょうか?

数字が各タイプの番号になってますが、思い当たることありませんか?

私なんかはタイプ8でしたから、自分を支配しようとしてきた大人とかには子供のころから結構立ち向かってた記憶ありますし、会社員時代も偉い人の言うこと聞かない問題児でした(笑)

もちろん大人になってからは、ウイングの9の力も借りてその感情の爆発を抑えてましたが、心の中は闘争心で煮えたぎっているなんてことはよくありました。

だから大人になったのは自営業になってから。かもしれません。誰にも支配されないので。

その一方で、タイプ6のように自分を導いてくれる人が欲しい。という人もいます。私は指導者があまりいないほうがイキイキします(笑)

こういうようにそれぞれの「根本にある恐れ」が理解できると、その人の行動原理もわかりますし、怒りのポイントもわかってきます。

例えばタイプ3のカリスマ社長とかに嫌われずに会社を辞めるには、社長のことは大好きなんだけどやむにやまれぬ事情で辞めないといけない。という態度をとらないと逆切れされます。

実はこのタイプの経営者さんの部下の方から相談を受けることは多々あって、その経営者さんのことを真っ向から否定しちゃった人は、粘着されて嫌がらせを受けるケースもありました。

自分に価値がないと思われるのが怖いので、その人が自分の価値を低下させるような発言をSNSでしないように圧をかけるんですよね。

だからタイプ3は、「この業界でいられなくしてやる!!」ということを部下に平然と言ってしまい、自分の価値をマジでダダ下げすることになります。

タイプ9の人は、自分の周りで大切な人同士がけんかして分裂しそうになると、自分の方がショックを受けて泣いてしまったりします。

つながりの喪失や分裂を恐れるからですね。

だからタイプ9の前で喧嘩はしないようにしましょう。タイプ9がかわいそうです。(私はよくタイプ9の人にケンカの仲裁に入ってもらってましたが(汗))

長くなるので他のタイプの恐れなどは各タイプのところの事例で話をしていこうと思いますが、先ほどの一覧を見ると、自分自身のイラっとポイントも見えてくるのではないでしょうか?

正直「怒り」というのは冷静にコントロールしないといい結果をもたらさない感情です。

だから自分の怒りの根源を知ることは大事ですし、それと同じく他の人の怒りの根源を知ることも大事な知恵になります。

9月の夜の勉強会ではこの『根源的の恐れ』を中心に話をしていければと思ってますので、ぜひご参加くださいね。


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