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メモ書いてる?いきなり文章を書き始めちゃダメ!
こんにちは。どっしり文章力アップ講座担当講師のこうめいです。
文章力アップのための基本のお話をここまでしてきましたが、いったん基礎のお話は今日が最後になります。
今日のお話までしっかりマスターしていただければ、最低限の文章のコツはマスターできてますので、繰り返し確認しながらチャレンジしてみてくださいね。
なお、これまでやってきた基礎の文章力アップの授業記事は、こちらのまとめページに整理してまとめてますのでよかったらこちらをブックマークしておいてください。
それでは今日の本題に入りますね。
あなたはブログなどの文章を書くときに、いきなり文章を書き始めていませんか?
実は私がこれまで見てきた文章が苦手な人ほど、いきなり本番に突入しようとする悪い癖がある人が多いんです。
小学生の作文でいうと、「私は、……」みたいな感じでいきなり原稿用紙に書き始めちゃうパターンですね。これ良くないんです。
では逆に文章が得意な人って文章を書く前に、どんなことをしているんでしょうか?
実は文章を書く前に「メモ」を取っている人が多いんです。
「メモ」といっても紙に書く人以外にも、頭の中だけで「メモ」して構成を考えて書く人もいますが、基本書き出す前に「何をどのような流れで書くか?」を決めてから書き始めます。
じつは文章って書いているうちに、自分が何を書いているのか?あるいは、どこに向かって進んでいるのか?そういうことを見失うことが結構あります。
これは私たちのように毎日ブログを書いている人でも、陥る現象なので、よほど自分の文章力に自信がある人以外はメモを取ることを私はお勧めしています。
できれば文章が苦手なら紙に書いて見えるかしてほしいなと思います。
とはいえ、メモって何を書けばいいの??という人も多いと思うので、今日は私がやっている方法をひとつお話しますね。
メモを取るときには、最初のころにやった「序論・本論・結論」の文章の形に合わせて書いていくと便利です。忘れた人は、こちらから思い出してくださいね。
それでは行きますよ!!
1,結論を埋める
まず文章を書く上で持ったも大事なのは「結論を明確にする」ことです。
X(Twitter)のような場所で、最初に自信満々に自分の意見を述べたのに言葉を並べていくうちに、論理破綻を指摘されて恥ずかしくなって逃げてしまう人結構います。
あれは、自分の意見(結論)がしっかり固まっていない時点で感情だけで文章を書き始めるので文が長くなると矛盾が生まれてしまいやすいんですね。
X(Twitter)というコンテンツが「短文を感情的に思い付きで書く」傾向が高い場なので、深く考えずに文章を書きこんでしまい痛い目に合うわけです。
わかりやすい文章を書くために最も大事なのは、自分の書く文章の「結論を明確にすること」これが絶対条件になります。
結論の定まっていない文章は、ゴール地点が決まっていないマラソンと同じで、いろんな方向に走り出して結局迷子になってしまいます。
だから、メモには必ず今回伝えたい「結論」を最初にきちんとメモしましょう。
結論が決まったら今度は「本論」部分のメモを取ります。
2,本論のメモを取る
本論を書くうえでいくつかのお話はしたことがありますが、今回はメモなのでシンプルに考えてもらえれば大丈夫です。
本論は、「相手を説得し、あるいは相手の反論を潰す場」だと思ってください。
ということでメモには、自分がその結論に至るための理由とその理由への想定される反論をサラッと3つほど箇条書きにしてメモしましょう。
ちなみに、文章の種類によっては反論は考えなくてもいいです。
例えば誰も批判しないような文章。自分の日記記事などですね。こういう種類のものは反論を想定しても必要がないので不要ですし、仕事のノウハウを書くような記事も反論の想定が必要ない場合が多いです。
ただ、明らかに誰かが不快になる可能性があるかもしれない。そんなメッセージを発するときは、しっかり論理武装が必要なので反論の論理武装はしっかり固める癖をつけましょう。
とはいえ、反論を先につぶす文章の書き方は正直苦手な人も多いと思うので、今度別記事で補足するのでそちらをまた読んでみてください。
今日は「自分がその結論に至る理由」を3つほどメモしないといけないんだ!とだけでも覚えてもらえればOKです。
ちなみに本論は具体性が大事なので自分の体験談などを根拠として入れるようにすると説得力が増すので、そんなのもヒントにしてみてください。
3,メモの推敲
ここまでメモを書いたら文章に入ってOKなんですが、その前に一度メモの見直しをしましょう。
ネットで炎上してしまう人の多くが文章の見直し「推敲」をしていません。
とはいえ正直文章を書き終えた疲れた頭で、自分の書いた文章を読み直してもやばい箇所って見つけにくいんですよね。
そこで、少しでも炎上などのリスクを抑えるためにメモの段階から一度推敲をすることを私はお勧めしてます。
推敲というと難しそうに聞こえますが、やることはカンタンです。
自分の偏見で誰かを傷つけていないか?
その事例を開示することで自分やほかの人が損害を被らないか?
この2点をチェックすれば、多くのトラブルは避けられるはずです。
理不尽な言いがかりの炎上は、最近はカバーしてくれる人も多くなりそれほど心配はなくなったのですが、自分がこの2つをチェックせずにやらかしてしまった炎上は今まで以上に燃えまくります。
だからこそ、冷静な目でこの2点をメモの段階からしっかりチェックしてトラブルを防止しちゃいましょう。
最後に
ということで、以上で文章力アップ講座の基本のお話は終わりになります。
ただ残念ながら文章の限界として、文章だけでは伝わらないニュアンスやもっと詳しく知りたいです……。といった不満はどうしても残ってしまったかと思います。
そういう不満に関してはこれからの補足ブログと、リアルタイムの授業で補わせていただければと思っています。
学生時代もそうだったかと思いますが、教科書を読んでわかった気になっていてもなかなか成果が出ないことってありましたよね?
そういう時は、その分野が得意な人に教えてもらっちゃうのが一番の問題解決の早道になります。
どっしり塾の授業も、そんな思いで毎月開催してますのでよかったら一度お越しくださいね。
ということで今日はここまで。また、補講やほかの授業であなたとお会いできるのを楽しみにしてますね。
それではまた!!
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