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30.エピローグ キレイごとではささらない! Girls & Boys(GB)がスマホで人生を壊さぬ為の楽しく言霊(消失と再生)
🥺ゲームチェンジ(世の中と自分)を目指して書籍化希望です。
☆当作品の評価はスマホを持つ子供が自分を守る知恵を身につける事です。
→「漫画化されて子供が読むイメージ」で感じてください
【どうしたい】
「やってはいけない」から「自分で自分を守る知恵」へ
【伝えたい】
①人生に関わるスマホの危険の本質を感じとる
②危険の既視感を作って地雷を避ける感覚を身につける
③地雷を踏んでも自分を見失わずに修正出来る感覚を身につける
【目標】
飽きずに最後まで楽しく読んでもらう⇒エンターティメント
知らず知らずの内に頭の中に残る組立て⇒指導でなく納得力重視
【その為に】
明るく・鋭く・なるほどー・馬鹿らしく・率直に・いいノリで・
⇒シンプルに独自の解決策を示す
(当文章は書籍化による漫画やイラストをつける想定のシナリオ仕立です)
◎主要登場人物
☆ハピー スマホ学園のスマホティーチャー 異世界からの召喚能力をもつ
チアダンスが好き。未来看護師的制服とゴーグル着用
☆マッサラン ハピーの先輩スマホティーチャー 普段はスーツ姿・長髪・
よくハピーの厄介事を押し付けられる
☆校長 ハピー・マッサの上司。二人からよく厄介事を押し付けられる。
☆ウサギ男 スマホ学園アシスタント ウサギの被り物をしている。親の立場から発言してくれるらしい。
☆ミユキ 高校生の女の子。父の大輔を幼少時に亡くす。スマホで事件に巻き込まれ意識が戻らない状態が続いている。
☆レイコ ミユキの母。意識が戻らないミユキにつきそう。
☆大輔 ミユキの父、レイコの夫。ミユキが幼少時に亡くなる。
☆ヒロッチ 前回までの主人公。ヒロッチの夢の中の次元断層にハピーが囚われるがスマホ講座のコンプリートにより開放された。
◎あらすじ
とうとうハピーを元の世界に戻す為の「スマ地雷最短エスケープ講座」がコンプリートした。しかし決着をつけねばいけないもう一つの物語が残っていた。
(大きなスマホに乗って空から街を見下ろすハピー)
◎ハピー
(大泣きしながら)
「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~ん。ごめんね。ヒロッチ(涙)『ずれたパラレルワールド』の痕跡は夢の中であっても貴方の世界に残していけないの。只、大いなる時の機能がはたらいて講義の知識や思いだけが、修正されて貴方の中に残るの。うぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~ん。妹みたいに可愛かったのにぃ~ごめんね。ヒロッチぃ~。うぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~ん。帰ろ〜」(空高くスピードを上げて舞い上がる空飛ぶスマホ)
シーンはとある病室に
(目を覚まさないミユキのベッド。疲れ果てた母(レイコ)はベットの隣の椅子に座ったまま寝ている)
(いきなりミユキとレイコがいる病室に現れたハピー)
◎ハピー
「ここに久し振りに戻ってこれた。誰も気付いてくれないけど」
(ゴーグルを外したハピー)(バサッと髪の毛を下ろすとミユキの外見に・・・・)
ミユキ?。。。。幸?。。。ハピー。。。。。。。
◎ハピー
「私はみゆきから分離された精神体がベースなの。だから、別次元かアバターでしか実体化出来ない。だからこの病室は帰るべき場所だけど、私は誰からも気づかれないの。気付いてもらえる分、幽霊さんの方がマシかもね」
◎ウサギ男
「待ってたよ。ハピー。いや、ミユキ」
◎ハピー
「何故、貴方がここに?それに何故、私の存在がわかるの ?それにスマホ学園でも見かけなかった貴方は何者なの ?」
◎ウサギ男
「君が混乱しないように順を追って説明させて下さい。先ずハピー、君は自分を許せなかったミユキから分離された、強くて明るい感情の部分なんだ。ミユキが自らの精神を凍り付かせる為、無意識に強制分離されたんだ。その感情が精神体として浮遊していたのを、気付いた校長がアバター化してハピーと名付けてスマホティーチャーに任命したんだ」
◎ハピー
「何故、そんなことまで知ってるの?」
◎ウサギ男
「そして僕も校長によって生成された精神体なんだよ」
◎ハピー
「えっ、貴方は一体、誰なの ?」
(ウサギ男は被り物をとった)
◎ハピー
「あっ ! ! ! ! 古い写真で見た事がある大輔パパ ???」
◎大輔
「よかったぁー-。顔を覚えていてくれて。そう、外見は当時のままなんだ」
◎ハピー
(大輔に抱きつくハピー)
「ごめんなさい。ヒロッチとサヨナラしたばかりで少し不安定なのかな。それに戻ってきたらミユキが遠くなっている気がして不安だったの。。」
◎大輔
「ごめんよ。君が小さい時にいなくなっちゃって。それに大変な事になったのに何も助けてあげれなくて」
◎ハピー
「・・・・・・・・」
◎大輔
「実は君の存在を見かねた校長がミユキを元の状態に戻したいと思って僕を生成する事にしたんだ。ミユキとレイコの僕の記憶を抽出して初歩的なデジタルクローンを生成、ディープラーニングを繰り返してアバターとして培養したらしい。しかし君がヒロッチの夢空間に囚われてしまったので一緒にいれる時間を増やす為に校長にお願いしてアシスタント役を務めさせてもらったんだ」
◎ハピー
「何故、その被り物を ?」
◎大輔
「さすがにいきなりハピーの前に大輔パパとして登場出来ないし、校長が言うには他にも理由があるらしい」
◎ヒロッチ
「多少の事では驚かなくなったけど校長って何者なのかしら」
◎大輔
「わかりやすいようで、不思議で底が見えない人だよね。子供のようだったり全てを見通しているようだったり。。。それはさておき僕はミユキとハピーの為に父親としての役割を果たす為に具現化されたんだ。校長はスマホ講座でも表現した二つの意識を回復出来れば何とかなるかもしれないと言ってた。一つは『自分の存在を大切にする気持、更に『よりいい自分になりたい気持』。もう一つは『辛い事や悲しい事があっても自分自身の為に自分の気持を表現できる勇気』が大切って言ってたよ」
◎ハピー
「そうね。その通りね。終わった後悔は変えれないけど、今からの勇気でこれからの何かを変えれるかもしれないもんね。宜しくお願いします ! パァーパッ ! ! 」
◎大輔
(感激の涙を手で拭きながら)
「うっうっ。。そのセリフは嬉しくて心に響くぅー」
「さて今回のミユキとハピーの分離の理由はミユキはレイコの日頃の仕事の頑張りを知っていたミユキは軽率な気持ちで事件に巻き込まれ、自分だけでなくレイコや友達達の頑張りを滅茶苦茶にしてしまった自分を死ぬほど許せなくなって精神的に分離してしまったという事なんだ。さらに日頃、ミユキをしっかり育てねばというレイコの強い思いがミユキに厳しくあたった為、『愛されている』という実感が弱かったミユキはますます自分を追い込みんでしまったのかもしれない」
◎ハピー
「どうしたらミユキを救い出す事が出来るの ?」
◎大輔
「今から僕の精神エネルギーでミユキとレイコの心を直結させて何らかの変化を誘発させる。実は何が起きるかはわからない。だけど理屈じゃなくてぶつかり合う事が大切だと思っている。『通じ合いたい』って目的は同じなんだから。その為に君も欠けてはいけないんだっ。だからハピー、協力してほしいっ」
◎ハピー
(ニコッ)「わかったよ。パァーパッ ! ! 」
◎大輔
「まずハピー、ミユキの手に手のひらを重ねて ! で、意識を指先に集中するんだ !」
(人差し指&中指をミユキとハピーの額にあてる大輔)
「数年かけて貯めた同期の為のエネルギー量は限られている。そして僕自身はそこには行けないのでハピー ! ! ミユキを助けてあげてほしいっ ! !」(大輔が目を閉じだ瞬間、指先から白い光がほとばしった ! ! ! )
(ハピーがまぶしさで目を閉じた瞬間、さっきまでの病室とは全く違う空間にいた)
(白い壁に囲まれた巨大な塔の中のような空間。はるか上空の明るい空間以外は漆黒であり、ハピーがいる下層辺りはほんの少しだけ明るい。少女が動かないブランコにうつむいて座っている。ミユキ ?)
◎ハピー
「えっ、ここは ?もしかしてミユキの精神世界 !」
(大輔の言葉がハピーの頭の中に伝わってくる)
◎大輔
「そう。上空の明るい空間はハピー、君なんだ。そしてそこ以外の闇は今のミユキだ。油と水のように分かれている」
◎ハピー
「でもミユキがいる底の方は真っ暗闇じゃないよ」
◎大輔
「それがミユキの最後の生きようとする意志かもしれない。でも徐々に暗くなっているんだ。もう時間が残り少ないかもしれない。だから急がなくちゃいけないんだ。今度はミユキとレイコを同期させる ! ハピー、頼りなのは君なんだ ! ! つなぐよっ ! 3 ! 2 ! 1 ! さらにコネクト !」
(病室でミユキの額に指を押しあてたまま、指を自分の額に押しあてた大輔。そして数秒後、その指をレイコの額におしあてた)
大輔の両手が白く柔らかく光った。
◎大輔
「何だ?何なんだ? レイコから僕を通して暖かくてフワフワした何かが流れ込んでいく。とても切ないけど温かい。。。」
(ミユキの精神世界)
ピュウゥゥーッ !
◎ハピー
「何 ? さっきまで完全に閉じられた空間だったのが何かが違う。何かが開いた ? 空気 ?音 ?何かがつながった気がする」
しばらくは何も起きなかった。
!!上空で気配がした。
はるか上空から大きくてキラキラした球体がユックリと降りててきた。
「大きなシャボン玉 ?」
シャボン玉は漆黒の中をフワフワと降りてくる。
そしてミユキの上空で割れた。
パチィン ! ほんの少しだけ空気が震動した。
割れたシャボン玉の中から淡い光に包まれた映像が浮かんだ ! !
(昔の若いレイコをお姫様抱っこして喜ぶ大輔)
暫くの間、漂った映像は空間に溶けるように消えた。
ミユキも空を見上げた。
◎ハピー
「若い時のパパとママ?」
新しいシャボン玉が降りてきた。。。パチィン !
また映像がうかんだ
(大きなお腹をしたレイコのお腹をさずる大輔)
。。パチィン !
(レイコの隣に置かれた、産着に包まれた赤ん坊。嬉しそうに見守る大輔)
。。パチィン !
(ベビーベッドに寝ている赤ちゃんをのぞきこむレイコと大輔)
◎ハピー
「これはママの記憶のシャボン玉 ?」
後から後からゆっくりとシャボン玉が降りてきて静かに静かに割れ続けた。
パチィィ---ン。。。パチィィ---ン。。。。。。 パチィィィ-----------ン
映像がうかんでは消え続ける。
(抱っこひもに結び付けられて神社にお参りする赤ちゃん)
(お風呂で泣きながら洗われている赤ちゃん。洗う大輔と見守るレイコ)
(二人から口に食べ物を入れてもらう赤ちゃん)
◎ハピー&ミユキ
「はっ ! この赤ちゃんは私 ! ! ?」
はじめてハピーとミユキの目が合った。
漆黒の闇が少しだけ明るくなった。
いつの間にかシャボン玉が空いっぱいをおおっていた。
ゆったりと、静かに、次々に割れている。
パチィィ---ン。。。パチィィ---ン。。。。。。 パチィィィンッ
(初めて歩いたミユキを見て両手を上げて大喜びする二人)
(『高い高い』と持ち上げられて喜ぶミユキ)
(牧場の牛に顔を近づけられて大泣きするミユキ)
(転んで大泣きしているミユキ)
(波打ち際で転んで泣いているミユキを抱き上げる大輔)
(スーパーのカートに嬉しそうに乗っているミユキ)
シャボン玉は果てしなく続く。
◎ハピー
(少しずつ明るくなってきた? 割れ続けているシャボン玉のせい ?)
いつの間にかハピーとミユキは背中越しに立っていた。
シャボン玉の大花火大会だ。二人を囲んで次々と割れ続けている。
パチ、パチ、パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチン
(バースデーケーキで大輔とレイコに祝ってもらうミユキ)
(七五三で大輔とレイコに手を引かれたミユキ)
(引かれた馬に乗ったミユキと見守る大輔とレイコ)
◎ミユキ
「これは全部、ママの記憶なの ? 何なの?こんなの全然、覚えてないよ。知らないよ ! ! 」
◎ハピー
「私達はとても愛されていた ? 」
パチィィ---ン。。。パチィィ---ン。。。。。。 パチィィィンッ
(網を持ってトンボを追いかけるミユキと見守る二人)
(観覧車に乗って夜景を見る3人)
(大輔に肩車されて打ち上げ花火を見るミユキ、隣にレイコ)
(雪斜面でレイコと大輔と雪そりに乗って喜ぶミユキ)
数千ものシャボン玉が割れたようだが残り少なくなってきた。
(湖でボートに乗った3人)
(桜並木の下を手をつないで歩く三人の後ろ姿)
(泣き崩れるレイコと絵本を読むミユキ)
(喪服姿で大輔のお墓の前で手を合わせるレイコ。あまり理解出来ていないミユキ)
最後の(パチッ)
◎レイコ
『子供はね、新しい経験をどんどん増やしていくから、小さい時の記憶は心の奥底に仕舞われていくの。だけど親は生まれた時からの子供の記憶をズーーーッと大切に持ち続けているの。だから貴方はずっと私の大切な子供のままなの。だけどゴメンね。お母さん、焦って張り詰めていたみたい。。。。もっとあなたの話を聞いてあげればよかった。想いを伝えてあげればよかった。お父さんのお話とか聞かせてあげればよかった。もっと‥ごめんね。ごめんね。ごめんね。ごめんね。帰ってきて・・・ミ・ユ・キ・・・』
遠くから声が聞こえた
◎大輔
(最後のシャボン玉がレイコの想いだ。。。。)
◎ミユキ
「私、何も気付いてなかった。お母さんの想い ! ! 何も覚えてなかったの。大切に育ててもらった事 ! ! 勘違いしていたの。気がついたら自分で勝手に大きくなった気がしてた ! !」
◎大輔
(ミユキ ! ! 自分を責めちゃいけないよ!! 親と子ってそういうもんなんだ。
親から見たら子供の「大人になった部分」も見えるけど、「子供のままの部分」も見え続けるんだ。そして子供のままの部分を見ていたいんだ。
だけど子供って自分の「大人になった部分」ばかりが増えていくから、
前へ前へと走り出したいんだ。
それだけの事なんだよっ。当たり前の事なんだ。
◎ミユキ
「私 戻りたい。。 お母さんのところに・・戻りたい・・・戻りたいよぉぉぉ」
全てのシャボン玉が割れた。漆黒の闇は消え失せて白い空間となった。
(正面から向き合ったハピーがミユキの両腕を掴んだ)
◎ハピー
「もどろっ 一緒に戻ろっ。私が戻るのはミユキの所だけどさっ ! !」
◎ミユキ
「でも、いいの? 貴方は多分、消えてしまうよ。。。もう一人の私 ハ、ハピー。。?」
(白い空間が上の方から分解されて淡く消え始めている)
◎ハピー
(ニコッとしながら)
「初めて話すよね。。ミユキ。不思議な感じ。。。少し照れるな。。」
「ミユキはもう一度、生きたいって思ったんでしょ。もう元に戻ろうとする何かが動き出しているのを感じるよ。それに私は消えるのではなくて、ミユキと一緒になって存在し続けるの。本当の私達に戻るだけなの」
◎ミユキ
「ありがとう。ハピー」
(ハピーが少し震えている)
「ハピー ?」
(ミユキに抱きつくハピー)
◎ハピー
「でも少し強がりなの。本当は怖いの。一つだけお願いがあるの。このまま私を抱きしめていて」
◎ミユキ
「ごめんね。私のせいで辛い思いをしてきたよね。ありがとう。あなたがいてくれたから私は元の場所に戻れるの。本当にありがとう」
◎ハピー
(ヒロッチ、マッサラン、校長、スグル。。他様々な人の顔が浮かぶ)
(私にも楽しい事はあったし、誰かの為にも頑張れたし。。。)
しかしその言葉はハピーの口からは発せられることはなかった。
薄れゆくハピーをミユキは抱きしめた。
◎ミユキ
(涙を流しながら)
「わかってる、わかってるよ。。。。」
白い光が二人の周りを回り始めた。段々とスピードを上げて超高速となった
光の尾が繭のように二人を包み込んだ。繭は大きくなり続け、繭が空間を埋め尽くした瞬間、体積は0に収縮し真っ暗となった。
(舞台は病室に戻った)
(ベットにうつぶせになって眠っていたレイコ)
(窓の外が明るくなってきた)(鳥のさえずりが聞こえる)
◎レイコ
(昨日はミユキの枕元で寝ちゃった。疲れてて体が重い。だけどこの子の為に私が頑張らないとね)
(誰かが此方を見つめてる?)
「ん?」
朝日を背に体を起こしたミユキがレイコを見ていた。
◎ミユキ
「お・かぁー・さんっ ! 」
「ふつつか者の娘が帰ってきました。これからも私のお母さんでいてください。お母さんの子供でいさせてくださいっ。お母さんの事、もっと教えて下さい。パパの話も聞かせて下さい」
◎レイコ
(涙があふれて止まらない)
「何言ってんのよ ! 何言ってんのよ ! 何言ってんのよ ! 」
(ギュッとミユキを抱きしめる)
◎ミユキ
(あふれる涙)
「もう大丈夫だから。もう大丈夫だから。ずっと大丈夫だから」
(あ~んっ、言いたかった事、全部とんじゃったぁ~)
「お母さ----------ん ! !
ありがとぉ ! ! ありがとぉ ! !ずっとありがとぉ ! !」
(抱き合って号泣する二人)
(二人がいた病室の窓がどんどん下に遠ざかっていく)
(空飛ぶスマホだっ ! ! )
◎校長
「よかったのぉ。やっと元の鞘に戻りおった。しかしハピーがおらんようになると人手不足で困るのぉ~という事でお主がハピーの代わりを務めるんじゃ !」
◎ウサギ男
「わかりました。わかりました。さっきは死ぬほどお礼を言わせて頂きましたので何でもやらせて頂きますよ。ところで何故、僕はまたこの被り物を被ってるんですか ?もう正体も明かしたし外したいんですけど。。。」
◎校長
「おっと待った。その被り物がエネルギー中継局となっとるおかげでお主のアバターが実体化されとるんじゃ。だからその被り物は外してはいかんのじゃ」
◎マッサラン
「じゃあ、これからよろしくお願いしますね。ウサギさんっ」
◎ウサギ男
「とほほほほほほ。せめて大輔うさぎさん、とでも呼んで下さい」
◎校長
「よーしっ。じゃあ学校に戻るぞーいっ。魔早朗」
◎マッサラン
「それはブブ――――っ。スピードあげますよ」
(最後尾にいた校長の帽子が風で後ろに飛ばされた。頭の上には光る輪が…)
(何事もなかったように帽子を拾って頭にのせた校長)
空飛ぶスマホがスピードを上げて小さくなっていく
END
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スマホの危険を子供に読ませて自分を守る気持を持ってもらう為のバイブルです。 人生を壊さない為に最も大切な事は自分を大切にする気持ちを持つ事…
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