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【総合】 就活を始めるにあたって

🔵はじめに

今日は就活を始める際にお薦めな本/Blogの紹介、及びどういった基準で就活本/Blogを選べば良いかについて書いてみたいと思います。

この時期になるとぽつぽつ就活生から
「就活ってまずはなにをしたら良いんですか?」
と聞かれだすんですが、とりあえず僕は下記の本/Blogに目を通すことをおすすめしてます。
1.『ロジカル面接術』 http://amzn.to/AhcUlu
2.『今日の四方山』 http://d.hatena.ne.jp/illusion566/20120221

なぜこれらがお薦めかというと、
「就活ってそもそも何なのか?どういう戦略で望めば良いのか?」
を非常に分かりやすく的確に説明しており、就活の全体像を把握するのに向いていると考えるからです。

向いていると私が考える理由は、それはこれらが
  人事は何を求めているか/どんな人が欲しいか
  それに対してどのように自分を見せれば良いか
  具体的なブラッシュアップの方法
という論理構成を押さえつつ、適度な分量で説明しているからです。

なぜこの論理構成が重要なのでしょうか。それは、就活とは
「労働市場で、人事に対して自らの価値を売り込むビジネス」
であり、ビジネスの基本的なフロー
(1) マーケットのニーズを把握して
(2) どのように自社の製品/サービスを売り込むか考え
(3) 具体的に詰めていく
という流れを就活で考えると、上記①~③論理構成になるからです。

当たり前じゃない?って思う人もいるかもしれませんが、実は巷の就活本で①~③までちゃんとカバーできているものは管理人の知る限り非常に少ないです。

特に、①の部分の情報量が決定的に欠けており、
(もしくは最初にちゃんと説明せず、あとから突然細切れに出てくる)
人事が何を考えているのか説明もせずに「ESはこう書いた方が良い」
「面接ではこういうと良い」テクニックを説明しているものが多い印象です。

でもこれは非常にまずいと思います。なぜなら、
就活=(ある種の)ビジネスと位置づけられる以上、果たしてビジネスのフローを無視した説明(巷の多くの就活本)がノウハウとして機能するのでしょうか。

①は決定的に重要ですし、②や③は①が出来ているからこそ意味が出てくるのです。

実際のビジネスと比較しながら図で考えてみると、↓みたいな感じになります(これまた超簡略版)

逆に言えば、①についてちゃんと考えられていないものは
「就活というビジネスについて決定的な部分が説明できていない」
と言わざるを得ないですし、よしんばそれを著者自身が分かっていたとしても、①をとばすような下手くそなプレゼンをやる人間に
「どうやったら上手く自分のことが伝わるか」
とか言われても、説得力がありません。

この本/Blogはそこら辺がちゃんと押さえられているので、読んで、「一般論として企業の人事がなにを考えているか」を把握したら、その後はどんどん個別企業の研究や、PRの仕方の掘り下げをしていったら良いと思います。

ちなみにもちろん僕自身が全ての就活本に目を通してる訳ではないので、もっと他にも良いものはあると思います。

その際も、自分が手にとった本が良いかどうかを判断するために「①~③の論理構成がちゃんと出来ているか」を基準にしてみたはいかがでしょうか。

もしなにか良いものがあれば、コメントで教えていただけると幸いです。この記事も、とりあえず急なニーズに合わせて書いてるので、良い本/Blogが見つかれば追記しますし、記事内容もいじろうと思います。

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