【自己PR&ガクチカ】自己PRの流れ
🔵はじめに
今回は、自己PR(頑張ったエピソード、ガクチカ)の書き方について書いてみます。A4一枚にまとまめたのはこちらからDL出来ますが、下でもう少し具体的に書いてみました。
🔵自己PRの目的
自己PR(=ガクチカ)="その企業でどう貢献できるか”を証明すること、です。
⇛その企業で実際に働く姿がイメージ出来る形でPRすることが重要。
🔵基本的な流れ
”実際に働いている姿イメージ出来る”ように、最も伝わりやすい流れは以下と管理人は考えます。
(作文で言うところの「起承転結」みたいなものです。)
①PRポイント ←設問が「自己PR」の場合
or 頑張ったエピソード ←設問が「頑張ったエピソード」の場合
※①は「結論をまず最初に」という大原則。
②活動の中で立てた目標
③達成に向けた中での困難/障害/課題
④③を克服するために行った工夫
⑤結果(成功/失敗を問わず)
(余裕があれば⑥以上から学んだこと)
🔵解説 ~なぜ伝わりやすいのか~
会社における実際の仕事は、まさにこのフローの繰り返しであり、これに沿って伝えることで学生時代の経験を「その人がもし当社で働いたらどう行動するか」とリンクしやすくなるからです。
例1)食品会社での新商品開発
② 新しいお菓子の開発
③ No.1のシェアを獲得する!
④ ブランドの認知度の低さ
⑤ これまで使われてなったWeb広告の活用
⑥ ブランド向上 → シェアNo.1達成
⑦ 既存のやり方に囚われない発想!
例2)自動車メーカーでの調達部門
② コスト削減
③ 部品を中国からの調達に切り替える
④ 品質に不安を持つ組み立て現場からの反対
⑤ とにかくサンプルを集めまくって説得
⑥ 現場の人も現物を見て安心して採用 → コストカット成功
⑦ 口だけでなく行動する重要性!
ここで、よくありそうな学生時代の自己PRを見てみます。
例)サッカーでの大会優勝
② サッカー部での活動
③ 大会で優勝する!
④ 大学内に実践練習する相手がいない状態
⑤ ネットの掲示板を使って対戦相手を募集
⑥ 経験積む → 強くなる → 優勝
⑦ 既存のやり方に囚われない発想!
上の例を見ても分かるように、基本的な流れは対象が「新商品開発」であるか「サッカー」であるか以外、違いはありません。つまり、「場所が違うだけで、本質的な行動手順は全く同じ」と言えます。
その会社での仕事をイメージしつつ、自分のエピソードの対象(例:サッカー)を実際の仕事(商品開発)に置き換えたとき、筋が通るか常に考えることが重要です。
🔵【エピソードを選ぶ際の基準】
就活生と話してると、「バイトとかサークルとかやってたけど、具体的にどんなエピソードを語れば良いの?」と聞かれます。管理人は、「その企業で働く姿がイメージできる=本質的に会社における仕事と同じ行動手順」としてPRするのには、下記の要素が満たせているものがより良いと考えます。
◆他人との関わりがあるものが圧倒的に有利
会社での仕事はほとんどがチームワーク。
◆取り組んだ期間が長ければ長い程良い
1週間より1ヶ月、半年。半年より3年。会社の事業は、基本的に長期的に行われるもの。
◆エピソードは複数用意しておくべき
1個だけだと、「サッカーは好きだから頑張れたんだろうけど、仕事だとどうかな?」と思われかねない。複数のエピソードで、常に同じ/似た行動様式をとることで、「なにをやってる時でも常にこうやって行動するんですよ!だから、会社という新しい場所でも同じように出来ます」と思わせられる準備が必要。
◆トピック自体はなんでも良い
インターンとかビジコンとかを選びがちだが、エピソード自体はよほどのものでないとあまり差別化ポイントにはならない。
◆「困難」はより「困難」であるほど良い
能力の高さ、会社でどれだけ頑張れるか、が分かりやすい。ただし、困難の度合は、周りから見て「困難」と思われればよい/思われなければならない。1年間3時間睡眠があなたにとって楽勝でも、周りからみたら十分に困難。逆に、あなたにとって8時間睡眠がどんなに大変でも、人事には全く伝わらない。
◆工夫はなにか、これが一番大事
一番差別化できるところ。逆にいうと、ここが面白くないと全く魅力を感じない。
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