空蝉
危険な暑さはいつまで続くのでしょうか。
蝉も近頃は夏バテ気味のようですね。
例年ならこの時期、うるさいくらいに蝉しぐれが聞こえていたと思いますが、私の気のせいでしょうか。
今回も、拙い俳句もどき川柳と短歌で失礼いたします。
初蝉の高き歌声猛暑かな
初物のスイカ頬張り蝉しぐれ
空蝉に蛍留まりて源氏かな
空蝉の儚き命加生かな
大木の蝉の抜殻涼しげに
一肌脱いで大空に舞う
賑やかな蝉のコーラス聴きながら
タクト代わりに振る大団扇
短命を惜しむがごとき蝉しぐれ
生きて楽しめ燃え尽きるまで