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「プレゼントする」ことでもう役目は果たしているんですよ
社会人になりお給料をもらえるようになると「本好き」に拍車がかかりどんどん購入した。
仕事で悩んだときには、該当する分野の教育書を買いできるだけ読んだ。特別支援、学級経営、教科指導などあらゆる分野だ。
この考え方は今でも変わらない。
教育書は「自己投資」
初任とき「初任のころは貰ったお給料でたくさんの教育書を読んだ」と話す人がいた。私はその言葉を受けて、私もやってみようと思った。
もともと読書は好きだったから、気になった本は「自己投資」として手に取る。
本屋で気になる本を購入するのは、ストレス発散にも繋がっていたかもしれない。一度に数冊買っても読み切れないことがあると気づき、途中から大量買いは辞めた。
悩みに悩んだときは、藁にもすがる思いで本を買うこともあった。
本棚に並んだこれまで購入した本
ふと本棚を見ると、購入したけど読み切れていない本、あの時役に立った本、買ったのも忘れている本があることに気づいた。
ほとんどの本に思い入れはある。あの日の私を救ってくれたから。
でも、一度本を手放すことにした。
その光景を見た夫は「もう仕事辞めるの?」と驚いていたが、辞めるから捨てたというわけではなかった。
私が本を買うのは、その時その瞬間「自分に必要だ」と思ったからだ。
だから、手に取って購入したところで役目を終えている。
ときめきはありますか?
以前「人生がときめく片付けの魔法」の著者こんまりさんの本でこのような場面があった。
「これは大切な人からプレゼントしてもらったんです。だから捨てられません。」と言う相談者に対してこんまりさんは「ときめきはありますか?」と言った。
私も同じように「高かったから」「プレゼントしてもらったから」という理由で手放せないものがあった。
「プレゼントするということでもう役目は果たしているんですよ。」
衝撃的だったけど、そうかとも思った。
大量の本を手放すのは惜しい気もしたけど、もし必要になればまた手に取ればいい。私にとっての「役目」はとうの昔に終えていた。
ふと見まわした本棚にあった本をみて「購入した時に役目は終わったんだな」「あの時はありがとう」と素直に思えた。
心の中に大切なものはきっと残っている。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も1日、お疲れさまでした!
では、また!
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