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悩んだ結果読んだ「呪術廻戦」だけど…
今回は「呪術廻戦」について書きますが、コミック、アニメなどでは明らかになっている内容に触れます。
まだ読んでいなくて内容を知りたくない方は読むのを控えたほうがいいかもしれません。
私は少し前、あの人気漫画「呪術廻戦」を読むかどうか悩んでいた。
私以外の家族が読んでいてみんな面白いというし、チラッと娘が見ていたアニメを見た時興味が湧いたし…。
けど、結構ダークな内容だし読んでる人からは「精神的にキツイかもね~」という声も聞いていたから読むのをためらっていた。
しかし、結局読んだ。
だが、途中で読むのを止めた。
なぜなら、私の好きになったキャラクターが亡くなってしまったからだ。
それは七海健斗。
わたしはナナミンが好きだった。
初めての登場の時から礼儀正しくて、しっかりと自分の意見は言う。上の人に媚びを売ることもなく、とにかく「大人」だなぁと思った。
1級術師で、戦いも強いし、感情を表に出さないので何を考えてるのか分かりにくいけどなんとなく喜んでいたり、怒っていたりは分かった。
怒鳴ったりしない分後輩に言う言葉はストレートでキツイこともあるけれどその中には優しさが混じってると思えた。
テンションの高い虎杖くんといると、対照的で寡黙なナナミンはその存在自体で読者の笑いを誘っている時もあって、そこんところが好きだった。
私が一番好きなシーンは渋谷事変で戦いに入ったとき。
とりあえず相手を打ちのめし落ち着いたところで、負傷した女性新田さんと後輩の釘崎さんと話していたシーン。
ナナミンは女性二人をソファーに座らせ話をしていた。
そのとき彼は立って話をするのではなく、女性の前にひざまずいてたのだ。
そこがとてつもなく紳士に思えた。
女性をソファーへって言うのはよくある事かもしれないが、話すときにひざまずき、目線を彼女たちに合わせてしゃべる人はあまり見ない。
彼の性格がよくわかる素敵なシーンだなと思った。
だけど、そのシーンの後の戦いで彼は死んでしまった。
漫画なんだし、現実じゃないと言われればそうなのだが、やはり悲しかった。
それ以降なんだが読むことが出来なくなってしまった。
まだまだ続くこのお話。また読む気持ちになるかもしれない。
でも、七海さんは戻ってこないんだろうな。
ありがとう、ナナミン。お疲れ様。