現代の兵站
戦争を考えるには兵器や戦力差の前に兵站を語れと言う
兵站を考えない者は戦争や戦略の素人であると
しかし格言に踊らされる者が最も素人だ
生兵法は怪我の元を体現する人間だ
格言を参考にするにしろ
あくまで現実や現実が持つ前提に一致するような格言でなければならない
戦場とは大昔から「盤上」だけで戦うわけではなく10次元以上で戦う超限戦だった
超限戦
↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E9%99%90%E6%88%A6
盤上のみを現代戦はテーマにしない
関ヶ原の戦いなどはその典型だ
人脈、人間関係までをも戦略に練り込んだ
日本は海洋国家で海上封鎖され補給線が抑えられるとエネルギーや食料が枯渇し兵站の問題が出る
しかし現代の兵站とは戦争継続する為に必要な物理的物資だけに非ず
兵站の概念が広がり善悪・正義も兵站の一種と化した
国際社会の支持も含めて兵站になったのだ
ウ対ロの戦争を見るとよくわかる
ウがロ相手に互角以上に戦っている
アメリカ、西側諸国の支援によるものだ
国際社会を味方につけると弱小が強国に勝つ事は有り得る
まあウクライナはそんなに弱い国ではないが
歴史上最強の米国も常に戦争で負け続けている
先に手を出した為だ
先に真珠湾攻撃された日米戦争では勝利している
アメリカは敗けすぎて、不正義な戦いをしすぎて遂には求心力を失い
戦争する力を失い
やるなら今だと、ロシアは戦争を起こした
中国も敗けたら力を失う可能性がある
まあアメリカの事はロシアに戦争をさせた主要な因子ではなくても米国が今は戦争出来ない事は大きな因子にはなった
何があっても先に手を出さない事だ
これさえしなければ勝てなくても引き分けに持ち込み中国を弱体化させる事すら可能だ
釣られても挑発されても何もしない
手を出してほしいから釣るのだ
手を出してほしいから尖閣などで挑発するんだ
手を出してほしいから北朝鮮を使ってミサイルを打つふりをしているんだ
乗ったら負けだ
日本はこれまでの闘いで先に手を出してきている
プレッシャーに弱い神経質気質の人々が住む国だ
やられる前にやれと言う発想に至りやすい
やられる前にやれの発想では絶対に勝てない
絶対に先に手を出してはならない
先制攻撃では子供の喧嘩では優位だが大人の闘いでは先制攻撃は不利になる
大人の闘いでは敵は敵だけではなく先制攻撃をしようものなら警察や司法関係も相手にしなければならなくなる
敵以外に戦うべき無駄な敵を作ってしまうんだ
先に手を出すようなルールも作ってはいけない
憲法改正とか言って自ら罠にハマろうとしている
見え見えの罠になぜ気付かないのか?