感じた違和感と退職のきっかけ
2月から勤め始めたG社は、地元でお菓子の小売店とネットショップ販売を手がける会社でした。私はオンラインショップやSNSの管理を担当していましたが、イベント時には商品の出荷や裏方業務の手伝いもやるような形で、早出や残業も日常的に発生していました。でも、そこには特に手当がつくわけでもなく、パートさん以外はほぼ全員がサービス残業、基本給の中で動いていたように思います(私だけかもしれませんが笑)。
Yとの同棲を始めたのが7月。その頃には業務にも慣れてきていましたが、やっぱりサービス残業が当たり前というのが、私にはどうしても納得できませんでした。もちろん、自分の仕事が時間内に終わらなければ残業してでも完了させる気持ちはあるけれど、ただ上司や社長の機嫌を伺うために残るのはどうなのか…他の人の仕事を手伝うために残業までするのも、やっぱり釈然としなくて。私は基本、定時で帰らせてもらっていました。
でもある日、長く勤めている他部署の男性から、「あなたって残業しないよね」とみんなの前でちょっと嫌味っぽく言われたことがあって。何も言い返せなかったけど、内心では不満が爆発していました(笑)。この発言が、たしか「もうやめたいな」と思い始めたきっかけだった気がします。
そして、正直これは浅はかなんですが、入社時に「ボーナスも出る」と聞いていて少し期待していたんです。でも半年働いてみて、結果は1万円。今思えばありがたいけど、早出も残業もして、気を使って…なのにこれだけ!?という気持ちが拭えなくて。これが決定打になりました(笑)。
その後、社長に「半年後に結婚することになり、彼の仕事を手伝うことになりました」と退職の意思を伝えたのですが、実際にはただの口実。とりあえず、辞める理由が必要だったんです(笑)。
続く…
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