心霊写真(？)から見えてくる人の何か。

　心霊写真と聞いて、あなたは何を思いますか？

怖い？

偽物？

　こういったオカルト的な物は、肯定派と否定派に分かれます。
今回は、心霊写真から見えてくる人間的なモノを覗いて見ましょう。

↓今から心霊写真を表示します。
苦手な方は、写真を見ないようにして下さい。

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　この写真は一時期よく見た心霊写真です。
写真の左下の鏡に、険しい顔が写ってます。

この写真を見た肯定派は、

「怖い！」
「怨霊が写ってる！」

この写真を見た否定派は、

「そこに鏡が置いてあるのが怪しい」
「CG合成だ」

写真を撮った本人が、
「合成はしてません」

それを見た否定派は、

「それは嘘。合成です」

　こういった物って、証明が難しいです。

ここで最近、面白い意見がありました。
僕はこれが真実ではないかと思います。

その意見とは、
「後ろに置いてある鏡に、女の人の来てるタンクトップの背中に描かれたプリントが写ってるのでは？」と言う意見です。

壁のポスターか何かが写ったと言う考え方もありますが、壁までの距離で考えると、かなり大きな顔のポスターでないと無理なので、距離の近いタンクトップのプリントが写ったのが真実の様に思います。

だから本人は、合成をしてませんと言った事にも納得です。
よく見ると、鏡に写った顔の周りの白の色と、タンクトップの白の色が、かなり近い様に思います。

　さて、否定派の意見は覚えてますか？

鏡が置いてあるのがおかしいとか、本人が合成はしてないと言っているにも関わらず、“嘘つき”に仕立て上げました。

自分の思い込みで、何もしてない人を嘘付き呼ばわりした事は、何とも思わないのでしょうか？

たまにマジックの中でもそういった事があります。

「この技法は、こうやって見せるのが正解で、それ以外は間違い」みたいな。
自分の思い込みが先に立って、他の可能性は否定してしまいます。

　思い込みや先入観は真実を見落とします。

　必要なのは、柔軟な思考。
「これが正解だ！」と考え方を固めてしまうと、他の可能性が無くなってしまいます。

そもそも正解も時代によって変わる事もありますし。

　考えを固めずに柔軟に、色んな方向に考え、時には色んな方向から見る事が大切だと思います。


ここからは余談ですが、個人的には否定派の意見は、あまり面白く無い様に感じます。
こういった事柄は「合成だ」だけで終わってしまいますからね。

肯定派は肯定派で、もう少し考えてから結論を出した方が良い様に思います。

　今回、例で出した様な写真は、いくつか見た事があります。

　集合写真で、後ろに少し大きめの女の人が写っていて、その人は誰も見たこと無い人でした。
その写真を心霊写真として紹介しているのも見たことあります。

確か教習所の前で撮られた写真なのですが、それもおそらく、教習所に貼られたポスターの写真が、一緒に写っただけだと思います。

撮った人達は、その人の事はもちろん知りません。
そこにポスターが有ったことも、覚えてません。
あと、目で見たら平面なので、ポスターと分かりますが、写真に撮られると、分からなくなります。

　この様な、偶然その様に写った物も有ります。
その様な写真をどこかの霊能力者が「これは浮遊霊による物です」とか言ってたりするので、腑に落ちない感じがします。

　冷静に物事を判断をする様に、心掛けていきたいですね。