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読書感想 雨穴 変な家2、変な絵

雨穴さんのYouTubeにハマった娘が夫に買ってもらった書籍です。

雨穴さんの初書籍「変な家」の続編にあたります。


いや〜、とにもかくにも。私自身を含めた、日本全国謎解きミステリー大好きっ子の嗜好をよ〜く理解していらっしゃる。ツボを心得ているなあ…という印象です。エンタメに特化している作品です。

「変な家2」では、風変わりな家が11登場し、「変な絵」では不思議な「絵」が複数登場します。それらはエピソードつきで紹介されるのですが、すべてある事実(というか殺人事件)に紐付いているのですね。読み進めるうちに、憶測に過ぎなかった点と点が線でつながり、
最終的にはすべての伏線が回収され謎が解明する!みたいな王道の展開です。ページをめくる手が止まらなくなります。 

ですが、謎ときミステリーに全フリしすぎて、登場人物の心情があまり描かれていないので、物語に入り込めないというか、リアリティに欠けている印象は否めないかなあ…と思ってしまいました。でも、ミステリーってそういうところあるもんね。純文学とミステリーが両方好きな私としては歯がゆいところです。

私がとっても気になるのは、謎の名探偵(いや、設定では建築士だけど)栗原さんです。

YouTubeでは、雨穴さんと栗原さんは直接会うことはなくて、基本電話でのやり取りのみで事件を解決していくんですね。なので栗原さんの姿形はわからないのです。
ですが、書籍では著者が栗原さんのアパートに訪れているのです!そして直接会話しています。

栗原さんはどんな人なのだろう…。やっぱり全身タイツ着てるのかな……
(でも映画化するんですよね!)



書籍についていた、雨穴さんを象ったしおりです。
勿体ないから使ってます。笑

読んでいただきありがとうございました!


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