好きな色は何色ですか?
昨日梶井基次郎の「Kの昇天」について投稿しました。
んで、月を見るとせつない気持ちになると書きました。
今日ふと、村上春樹さんの「海辺のカフカ」の作中で登場人物の大島さんもそのような主旨のことを言ってたなあ…と思い出しました。
そういえば、「海辺のカフカ」では、作中に夏目漱石の「坑夫」が出てくるんですね。
「海辺のカフカ」も、「坑夫」も、いい感じに内容を忘れてきてるので、再読するのに良い頃合いかしら。
近々読み直してみようと思います。
歳月が流れてから読み返すと、また違った側面から作品を吟味出来ますもんね。
さて、先日村上春樹さんの「ダンスダンスダンス」を再読していたところ、作中にポール・モーリアの「恋はみずいろ」という曲が出てきました。
この曲、中学生のときによく友達がピアノで弾いてたなあ、と懐かしくなりました。
当時私はこの曲をききながら友達に
「恋ってほんとに水色だよね!」と問いかけました。
すると友達は「何いってんの!恋はピンクでしょ!」と言いました。
恋はピンクらしいです……。
ほかにも複数の友人に同じ質問をしたところ、「恋はピンク」が多数意見でした。
しかし少なくとも私の心の中では、当時も現在も恋は水色なのです。
なんで??
恋は水色でしょお!?
特別私が悲恋ばかりしてるのか?笑
色って不思議です。
好きな色って、その人の性格やその時の心理状態を現したりするみたいですね。
私はもともと青やカーキ、キャメルが好きで、赤やピンクのものを身に着けたり持ち歩いたりすることは基本ありませんでした。
ある時、お世話になってるヨガの先生(とても美しく魅力的なかたです)が赤やピンクばかり身につけていることに気が付き、私も真似をしてみようと思いました。
赤は情熱の色です!
落ち込んでいるときは赤は身につけられません!
赤は魔除けになるくらいすごいパワーを放つ色です!!
はじめはカバンの中に赤色の物があるだけで違和感を覚えましたが、だんだん慣れて行きました。
そのうち、赤いお財布やバッグまで持てるようになりました。
最近では、ワインレッドの服とかも着られるようになりました!!
赤やピンクを身につけると、心がウキウキして、なんとなく堂々とした佇まいでいられる気がしますね。
中身を変えることは難しいですが、外側をちょっと変えることは簡単に出来ます。
気分がさえない時、明るい色を身につけてみませんか?
色に騙されて、心もうっすら明るくなるかもしれませんよ。
人生はこうやって日々自分をだましだまし
やり過ごしていくものかもしれませんね。