【読書感想】ニトリ成功の5原則
作者 :似鳥昭雄
発売日:2016年8月
ニトリ成功の5原則
①ロマン(志)
②ビジョン
③意欲
④執念
⑤好奇心
人の役に立つことが存在価値
人間も会社も「あの人にいてほしい」「あの人がいて良かった、助かった」「あの会社があって助かった」と思われてこそ、存在する価値がある。役に立たない、いてもいなくても良い、いない方が良いと思われるようであれば、生きている価値はない。
ウサギよりカメになれ
小才より鈍重であれとのこと。小才は勉強が出来たり勘が良かったりと、何かと自信を持っている。出だしが良い反面、自信過剰で一定のところで成長や評価が止まることも多い。突出した才能が無くても、カメの意識を持ち、コツコツと積み上げることで価値がでる。決して歩みを止めないことが大事である。
売る努力よりも、売れる仕組み作り
儲けるのではなく、儲かる仕組み作りが必要。良いシステムとは、良い習慣のことである。
悪い習慣を、それを断ち切っていく。一例として、仕事の場では抽象的な表現を排除し、数字を添えた議論を義務付けた。
仕事への向き合い方
『会社のため、社長のために働くのではなく、自分自身が成長するための場が会社である』と考える。
実力に自信のある人は派閥を作らない
派閥を作る人は、集団で物を言うことで言い分を認めさせ保身を図っているだけである。
部下を動かすのに必要な素質
ロマンやビジョンに加え、素直であること、柔軟であること、そして、フレンドリーで愛嬌があることである。
任せてもらうには
まずは命令を果たし、次に期待を果たす。そしてそれを上回る必要がある。仕事は報告で終わる。指示を受けっぱなし、仕事をやりっぱなしでは不合格である。
感想
私は職場では管理職というポジションですが、部下を導くための気づきが多く詰まった一冊でした😃
特に、仕事とプライベートで切り分けがちな仕事への向き合い方について、『職場は自己成長を促す一つの場所』というのは良い表現だなと思いました✨
その他、日本人として一人前になる条件が詰まった一冊だと思うので、後輩にもオススメしてみたいと思います🌟
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます❗️
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