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世界遺産登録20周年記念 5つの御朱印めぐりの旅⑸

こんばんは、こまろです。😸

急に寒くなってきましたが、みなさんお元気ですか?
私はなんだか眠くてたまりません。
もう冬ごもりの準備なのでしょうか…?😅

風邪などひかないように気を付けて下さいね。😺



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※今回も写真多めです。


朝一で参拝した「熊野速玉大社くまのはやたまたいしゃ」の次に向かったのは「熊野那智大社くまのなちたいしゃ」。

バスで近くまで行き、いよいよ熊野古道くまのこどうを歩くこととなった。


小雨の中をいよいよ熊野古道へ。


初めは道幅も広く平坦で歩きやすかった。


山の中に入る前から緑がいっぱい。


段々と道が細くなり、山へ分け入っていく感じ。

ホントに民家のすぐ横を通る。(!)


階段を上ったら、急に鳥居が出て来て、いよいよ、空気感が変わって来た。


鉄製の鳥居。


ここから那智大社までは1.2㎞。
散策するにはちょうど良い距離。笑

上から順に読んで、一番下の「本宮」までが35㎞とあって、見て見ぬふりをした…。ww


近隣の住民は、こうして自分の家のすぐ隣を観光客が歩いていくことに慣れっこなのだろうけれど…。
それにしても近すぎてビックリ。

古道の方が家が建つより先にあったのだろうから、逆に何故こんなところに家を建てることになったのかが不思議だ。


石畳も結構濡れていて足元危ないです。(^^;)


民家の隣にある細道を過ぎると、いよいよここからまさに「古道」といった細道に入る前に、フォトスポットがあったので、ここでパチリ。

ここから杉林を抜けて、目指す那智大社へと向かうのだ。


周りには普段見たこともない植物がいっぱい!Σ(゚Д゚)


夫婦杉めおとすぎ」と書かれた札の先に、立派な杉の木がまるで門のように両側に立っている。

樹齢800年を過ぎるのだとか。
こんな風にいつまでも末永く夫婦としていられるようにあやかりたいわ、という思いでか、幾人かのおば様が木肌をぽんぽんと触っていた。


ここからいよいよ山へ分け入ってい行く人間の小ささよ。


まさに、こういう感じが私の想像していた古道

均してあるとはいえ、石がごつごつ出ている道なので、時々歩いていて躓く人もいれば、雨で滑る人もいる。

昔の人達は、こんな悪路を自分の脚だけで歩いて向かったのかと思うと、端折って歩いている私達より、参拝の重みが全然違うから、きっと願いも叶わない筈がないな…なんて思ったりした。😅


原生林の中を歩いている気分。


先ほどの夫婦杉と同じく、樹齢800年の楠。
800年前というと鎌倉時代。
そんな昔から、この大樹はずっと古道を歩く人々を見守って来たんだね…。


根本のうろには、きっと雨宿りする動物がいるはず。(^_^)


雨の中、危うい足元でもなんとかコケずに那智大社の足元へたどり着いた。
そしてまだまだ続く上り坂。


雨も上がって空が明るくなってきた。♪


階段を上ってたどり着いた、この大きな鳥居は那智大社への入り口。


本当に立派な朱の鳥居。


こちらの御手水も、本当にご立派。👏
ここには柄杓はなく、竹に均等に開いている穴から出るお水で手を洗う模様。


なんとなく、みんな遠巻きに見ていた。


近づいてみると、水を張った中に、色とりどりのアジサイの花が!
これはもうキレイ過ぎて、ここで手を洗うなんて出来ない…。
だからみなさん遠巻きに見ているだけだったのか。(^^;)


こんな美しい御手水は初めて見ました。この梅雨の時期にぴったり。


そしてそこからさらにもう一階段。
山頂へと、段々と近づく。


そろそろ足に疲れが溜まって来たところ。笑


登って下から見上げると、結構急こう配。💦


あともうちょっと!こまろのエール。笑


やっとついた、その拝殿へ行くまえの御手水。
こちらは龍が2頭もいらして、やはりアジサイで彩られていて、とても可愛らしかった。


宮司さん達が毎日手入れされているのでしょうね。


や~っとお社に近づいたと思ったら、今度は輪くぐり。
中々、拝殿には近づけない…。(^^;)


それにしても広い境内。


そしてやっと拝殿について、御祭神にご挨拶。

こちらの御祭神は『熊野夫須美大神くまのふすみのおおかみ、伊弉冊尊(いざなみのみこと)の別名である。


【御祭神】

第一殿  瀧宮:大己貴神オオナムチノカミ(飛瀧権現)
第二殿 證証殿:家津御子大神ケツミミコノオオカミ(スサノオノミコト)
第三殿 中御前:御子速玉大神クマノハヤタマノオオカミ
第四殿 西御前:熊野牟須美大神クマノフスミノオオカミ
第五殿  若宮:天照大神アマテラスオオミカミ
第六殿 八社殿:天神地祗テンジンチギ


そして、熊野ならではの八咫烏を祀る「御縣彦社みあがたひこしゃ」にもお参り。
ここの御祭神は建角身命たけつのみのみこと


左端に写っているのは八咫烏の像。


さすが、御神紋まで八咫烏。
本当にここしかない、珍しい貴重なもの。✨


他所から来た私には珍しいものだけど、地元の人々にとったら当たり前にあるもの。


ぐるっとお参りをして境内の中ほどに戻ってくると、拝殿の右側に大きく聳え立つご神木であるくすのきが見える。

平重盛お手植えと伝えられ、高さ27メートル・樹齢は850年を超える大木である。
根本に大きな空洞があり、「胎内くぐり」として無病息災を願ってくぐられる方も。


上に高いだけでなく方々に幹を伸ばし、未だにこんなにたくさんの葉をつけて生き生きしている。


そしてここで頂いた、4つめの御朱印がこちら。


た、達筆過ぎて、知らなかったら読めない…。(^^;) あら、こちらは左三つ巴なのね。


そして、この那智大社のすぐ隣に隣接している「青岸渡寺せいがんとじ」。

こちらは朱に覆われた那智大社とは正反対の、無垢の木で作られた荘厳なお寺。

第65代花山法皇が三年間山中に参籠され、那智山を一番にして近畿各地の三十三観音様を巡拝されましたので、西国第一番礼所となりました。

熊野三山協議会HPより


ここが「西国三十三番礼所巡礼」の第一番。


ここでは本堂でお参りをした後に、直筆でその場で御朱印を書いて頂いた。
(個人的にオプションで。)


切り絵が良く見えるようにバックを黒にしてみた。(^_^)


青岸渡寺も敷地が広大で、他にも坊や院やお堂、三重塔もある。💦


左端の方に滝があるのがわかるだろうか。


こんな風に、ひとつの町のように行き来出来るようになっている。

このお堂は比較的新しく作られた模様。


そして、このお堂から遥か遠くに見える滝、それこそが私達の最終目的地。

これらみんなひっくるめて那智大社なのだから、本当に広い。
昔の人の参拝は、何日もかかったことだろう…。


肉眼で見ても水量の逞しさが充分にわかる。


そしていよいよ、次回最終地点の那智の滝・飛龍神社へと続く。










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