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旅ともさん、ちょっと教えて~_第1回


旅のしおり

かっきーのHPはこちら⇒ http://sync-a-smile.com/

かっきーとの旅

たびともたえ:記念すべき(?)第1回は、体験学習のHPの単語帳作成にも協力してもらったかっきーに教えてもらいたいと思います。
かっきー先輩、よろしくお願いしますー。

かっきー:はーい

たびともたえ:第1回ということで、今日はそもそも「体験学習って何!?」というのをつまみに、あれやこれや、お話聴かせてもらえたらなって思っています。


🚢体験学習って何!?

たびともたえ:突然ですが、かっきー先輩!「体験学習って何!?」って、体験学習という言葉を初めて耳にした人にきかれた時は、どんな風に説明してるん?

かっきー:突然だな~ 笑。「体験学習って何!?」って初めての人にきかれたら、「体験から学ぶことです」というのが一番シンプルな伝え方かなと。

たびともたえ:そう説明したら、質問してきた人は「へー」で終わることが多い?
それとももうちょっと質問されることが多い?

かっきー:だいたいキョトンとして、「何を言ってるんだろう…?」と思っているんじゃないかな~、「体験から学ぶ」って言うとね。

たびともたえ:「体験から学ぶ」だとそのまんまだもんね!笑。
「体験学習とは、体験から学ぶということ」
ん~、何か分かるような分からんような…
そもそも、「体験」ってどういうことを言っているのか、もう少し具体的に言うと…?

かっきー:私たちって、あらゆることを常に体験しているって考えられるんじゃないかなと思ってて。
どういうことかっていうと、今こうやってお話をしているっていうのも「体験」だよね。

たびともたえ:なるほど。
じゃあ、「体験から学ぶ」っていうのを、もう少し具体的に言うと…?

かっきー:体験していること、つまり人が「していること」「考えていること」「感じていること」が学習の素材になるっていう考え方。
体験学習の循環過程というモデルがあるんだけど、
体験したことを、そこで終わらせるのではなく、何を体験したのか意識化して、それを学習の素材にそこから何が言えるのか分析する。
そこからさらに、次やるとしたらどうだろうと仮説化してっていうことをやっていくと、それを実行してみるという新しい体験が生まれて、どんどん学びになっていく。
それを積み上げていって、新しいことを知識として持てたりとか、何かができるようになったりとか、そういうことを繰り返して、人は生きてきてるんじゃないかなというふうに思うんだよね。

そういうサイクルで学んでいくことを体験学習というんだと思ってる。

体験学習の循環過程

たびともたえ:なんか難しそうー


🚢日常でも使える体験学習

かっきー:でも、それって誰しもが自然にやっていることかなという風にも思うんだよね。

たびともたえ:ふんふん

かっきー:その人にとっていい体験も、あんまりよくない体験もあるけど、何かを体験したときって、そこから次はこうしようと学んで、次から違う行動を取ったりするよね。
そういうのが学習だとすると、それを繰り返して私たちって生きてきてるんじゃないかなというふうに思うんだよね。

「体験学習」というと難しいけど、体験から学ぶってそういう当たり前のことかなと。

たびともたえ:たしかにねー。
だとすると、その当たり前のことをみんながしてるんだったら、なんでわざわざ「体験学習」という名前をつけてあるの?

かっきー:そうね。まぁつけた人が自分ではないので、なかなかこうですっていうのは言いにくい部分があるんだけど…
おそらく、教育だったり人の成長を支援するみたいなことを願っている人が、人の学習にどう働きかけるかを考えるにあたって、こういうモデルや考え方を作ったんだと思うんだよね。

人間が当たり前にやってることではあるんだけど、その過程を見えるようにすると、それに働きかけられる。
「人が体験からどのように学ぶか」ということを見える化してくれているのが、「体験学習の循環過程」だと思うんだよね。
循環過程を意図して回せるようにすることができるのであれば、人の成長を支援をするとか、教育みたいなところに生かせるんじゃないかって考えたんじゃないかなと想像しているところ。

たびともたえ:「意図して回せるようにするため」に作ったもの?

かっきー:意図的にね、人の成長を支援するとか促進するみたいなことをしようとするんであれば、やっぱりどういうことが起こって人の学びってできていくのかってことがある程度イメージできた方が、そこに意図的に働きかけられるじゃないかなって思っているいうところかな。


🚢体験学習を知る「前」と「後」

たびともたえ:なるほど。
じゃあかっきーは体験学習っていうものを知る「前」と「後」だと、
体験から学ぶことっていうのは変わった感じがする?

かっきー:そうだねぇ。
人にっていうより、やっぱ自分に対して変わったかな。
以前は、例えば自分が仕事とかで何かに取り組んだっていうことを、体験したとしても、大体そこで終わっちゃってたんだよね。
良かったとか悪かったとか、簡単だったとか難しかったとか、できた・できなかったみたいなところでだいたい止まっちゃってたけど、「体験学習の循環過程」みたいな、サイクルが頭の中にイメージできると、その過程に沿っていくことによって、どんどんと、自分の考えが進んでいくというか…
そんな体験をしてきたかなと。
例えば、自分が頑張って取り組んだことがあったとしたら、そこで頑張る中で自分が考えてたこととかね、やったこととか、感じたこととか、例えば日記とかで書き出してみるみたいなことやったら、自分でこんなこと体験してたんだっていうのが見えてきて。

たびともたえ:ふんふん。

かっきー:循環過程上の言葉で言うと、意識化っていうことができて。
意識化っていうことができたら、そこから何が言えるかな?みたいなことを考えるっていう分析もできて。

日記としては体験したことを書いて終わりっていうこともできるんだけど、体験から学ぶ過程のことを知ってると、「そこから何が言えるかな」という分析っていう、その先のところに進められるようになったんだよね。

で、分析してそこから何が言えそうかを知った今、次は何をやろうかなとか、仮説化って言われるようなアイデアが浮かんでくる。
で、次、それをやってみるっていう。
そうやってまた、次の体験ができていくってことは、自分の学びとしてそれって結構…なんだろう…
効果的に使ってるっていう言葉がいいのか...。やってるかな。
意識的にそれがやれるようになって、自分が体験から学んでいることを実感できて、常日頃その考え方をするようになったんだよね。

たびともたえ:なるほど。なんか、かっきーは体験学習をめっちゃ大事にしていると私は捉えておるのです。「体験学習という言葉自体」もね。笑

かっきー:あぁ確かに、「体験学習」という言葉にはこだわりがあるなぁ
語ると長くなるけどいい?笑

たびともたえ:たしかに、めっちゃ長そう~。笑
前に「体験学習と経験学習」で話した時、それだけでも2時間は軽く話してたもんね。笑

なんだか体験学習について分かったような分からんようなままの気もするけれど(笑)
アツいお話はまた今度の楽しみに残しておくとして、第1回だから一先ずここまでにしますかね。
かっきー先輩、ありがとうございました!


体験学習の旅はまだまだ続く~

「体験学習」「経験学習」「PDCA」の違い、何だと思いますか???

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※ここで話されていることは、あくまで旅ともひとりひとりの考え方です


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