トレーナーとおしゃべりしながら筋トレしてたら4.5キロ痩せた話
自分の一週間を眺めてみると、私が一番おしゃべりしている相手はパーソナル・トレーナーさんだった。
毎週１時間、おしゃべりしながら筋トレをする。
そんなふうに書くと、「中年女性のおしゃべりに付き合わなないといけないトレーナーって仕事は本当に大変だね。」って思うかもしれない。
きっと私が読者だったらそう思う。でも聞いてください、おしゃべりしているのは私ではなく、むしろトレーナーさんなんです！
おしゃべりの内容はこんな感じ：
（トレーナーさんが）物販のホームページを作った話
（トレーナーさんが）物販のプロモーションで広告運用を始めたこと
（トレーナーさんの）店舗ビジネスの拡大の話
（トレーナーさんの）従業員の管理の話
改めて書いてみたら、ほとんどビジネスの話でした。
筋トレの休憩の合間あいまに、トレーナーさんがするビジネスのお話を、そうなのねぇ、と聞いている。
昨年の11月にトレーニングを始めたから、ちょうど一年になった。
そこで改めて確認したら、体重が4.5キロも減っているではないか。
体調もすこぶる良くなって、この一年は更年期どころか元気いっぱいで過ごした。新しい挑戦もたくさんした。
小柄の私にとって4.5キロはなかなか大幅な減量だ。さぞかしダイエットに集中した一年だったろうと想像するかもしれないが、そんなことはまるでない。
もちろんこの一年間は、パーソナルトレーニングの他にも筋トレしたし、食事の内容にも気を遣った。
でも、トレーニング中はダイエットの話はそんなにしない。 トレーナーさんのビジネスの話を聞いて、あとは私のビジネスの話をする。
最近noteやXを始めたんだけど、さっぱり書けない、とかもね。
私がこの一年で身体を鍛え、元気に生活できたのは、このトレーナーさんとのおしゃべりのおかげなのだ。
思えばこの１年間のおしゃべりは、とりとめのない世間話ではなくて、孤独な経営者同士の壁打ち会だった。
私がトレーナーさんの物販プロモーションの広告プランを読み込んで、別途Zoomでフィードバックを返したこともある。（私はかつて広告代理店でメディアプランナーとして働いていたのだ）
トレーナーさんが属しているリファーラルコミュニティにゲストとして呼んでもらい、参加したこともあった。
お互い必死に取り組んでいること、悩みについて話したり、壁打ちをしながらアイデアを膨らましたり、わたしたち頑張っているよねぇと労いあった。
フリーランス、個人事業主、中小企業の経営者とは、とかく孤独なものだ。
ビジネスの話を定期的に話せる相手は尊い。
こんなふうに前向きなおしゃべりをすることで気持ちがリセットされ、次の日も頑張ろうというエネルギーが湧いてくる。
このおしゃべりの時間のおかげで、私は精神が安定し自尊心を保てたから、暴飲暴食に走ることなく健康的な生活を続けることができたのだと思う。
誰かが見ていてくれるってすごいことだと思う。