男女の心理の表と裏

01　男と女の「思考の違い」を理解する①
男性脳と女性脳のはたらき方の特徴
人の脳は「右脳」と「左脳」に分かれ、「右脳」は感覚的、空間的把握が得意で「左脳」は言語的、数理的が得意。
女性はぞれぞれ「右脳」と「左脳」をバランスよく使えるのに比して、男性は「左脳」を使う方が支配的と言われている。
女性同士の会話が感覚や感情重視の「共感型」で、男性同士の会話が、理屈や原因にこだわる「論理型」になるのは、この辺に理由があるとされている。
※女性が「今日は疲れたわ～」と呟くと、男性は「なんで？また会議が長引いたの？会議は最初に時間を決めなきゃダメだよ！」などと原因究明と解決策を口にしがち。しかし、女性は男性に「大変だったね！」と共感してほしいだけのことが多い。

02　男と女の「思考の違い」を理解する②
女性同士が「とりとめのない会話」を続けられる理由
男は「競争」「勝敗」「序列」「プライド」に生きる価値観ですが、女は「共感」「協調」「助け合い」の価値観。
こうした違いから男は論理的、モノタスク、空間や数理認識が得意で冒険志向となり、女は感情的、マルチタスク、安定志向、言語能力に富むなどの特徴となる。モノタスクは単一作業に集中し、マルチタスクは同時に複数の作業が行える。
男性は学歴や勤務先の「優劣」といった序列や階層にこだわりますが、女性はこうしたことに比例的無関心だ。
ただし、男性でも女性脳、女性でも男性脳の人はこの限りではない。「男性脳」は人差し指が薬指より短いという説もある。

03　男性が「喜ぶこと」を女性は知っておこう
女性が男性を効果的に「操縦する方法」
女性からのボディータッチやニコニコした笑顔は「頼りにされている」「たくましい」「頭いいのね」「筋肉すごい」などと女性に言われると無性に張り切る。女性が男性を動かしたい時は、この本能をくすぐること。
男性部下を持つ女性上司は、部下に舐められないようツッパリがちですが、とんだ勘違い！！！男性は女性を格下に見る傾向がありますが、同時にカッコイイところも見せたいから。女性上司は、男性部下に巧妙に「頼る」とうまく操れる。

04　「かわいい」を連発する女性心理とは？
男性は女性に「かわいいね」と同調するのが正解
女性は「かわいい」を連発する。
無枠な男性は「これのどこがかわいいの？」などと聞いたりする。
これは間違った対応。女性の「かわいい」発言は意外に奥深く、女性同士で「かわいい」と発する時は対象物だけでなく、女性同士で「共感シグナル」を相互発信している。また自分も「かわいい」と思ってほしい願望の発言なので、一緒に同調した方が良さそうだ。

05　「男脳」と「女脳」の違いで起こる「突然のシーン」
突然「殻に籠る男」と「泣きだす女」の対処とは
男女の会話中、急に男性が押し黙ったり、女性が興奮して泣き出すシーンはあるもの。男性は女性との会話中に突然「上の空」になる。
これが男性モノタスク脳の特徴だから。ふと何かを思いつくと、そちらに没頭してしまうから。また、女性が感極まって泣き出すのは、女性のマルチタスク脳の感情センサーが複雑だからで、思いが千々に乱れるため。
いずれの場合も構わずに放っておくことで、やがてすぐに元に戻る。
余計なことは言わず見守ること。

06　「遠距離恋愛」はなぜ続かないのか？
心理学者ボッサードによる5000組のカップル調査で判明
男女の関係は物理的距離と心理的距離に比例するため、遠距離恋愛
はほぼ失敗に終わる(ボッサードの法則)。
SNSで頻繁に連絡を取り合ってもやがて頻度は落ちる。転勤した人は新しい環境にどんどん馴染むため、古い環境を見捨てがちになる。
「単純接触の原理」ともリンクしている。頻繁に接触を繰り返すことが2人の心理的距離を縮め、安心感を醸してくれるから。SNSなどで頻繁に連絡を取り合っていても、新環境に飛び込んだ側は、新環境に関心が向く。

07　女性にモテる男性になるコツ
男性は「女性脳」の特徴をフォローするのが大事。
男性は「男性脳」丸出しで女性にコンタクトすると嫌われる。
強さを勘違いした「昔ワルだった」自慢などは女性から見くびられる。
女性は男性に「清潔感」「安定性」「成長性」を求める。
自分や子供を守る能力を見定めたいから。
紳士な態度で記念日を忘れぬ細やかな感性を見せ、結果 でなく「きみがいてくれたおかげ」などとプロセスへの感謝が喜ばれる。

08　恋愛を長続きさせる秘訣
相手に「最小関心の原理」をはたらかせない
「大好きだから付き合ってほしい」と一方が相手に懇願して付き合い始めた場合、相手が「最小関心の原理」をはたらかせやすくなる。
関心が強すぎるあまり相手が増長し、こちらへは最小限の関心しか持たなくなる原理。
「惚れた弱み」で相手に尽くしすぎると相手の気持ちを冷めさせる。
恋愛を長続きさせたいなら「対等の関係」になることが重要。
SNSでも楽しく遊ぶ場面をアップさせるなど、こちらも「モテること」をアピールする。「会社の人から告白された」などとウソの話しなどで、時々相手の嫉妬心を刺激すると良いわけ。

09　上手な「別れ方」の秘訣
「未練」を生じさせないことが大事
結婚詐欺氏は、富豪やパイロットなどの身分を偽装し、容姿にも気を配り「イイ男」や「イイ女」を演出する。
そして標的の異性に近づき、巧妙に大金を引っ張り出した後、姿をふくらませる。騙されたと気づいた相手は警察に訴える。
完全犯罪を狙う結婚詐欺しなら偽装したままいったん相手と結婚し、大金を引き出してから、自堕落でどうしようもない人物を演じる。
それで相手から愛想をつかされれば、無事に別れることも可能だから。相手の恋のボルテージを下げることが肝。